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うに、仕事は1つ1つ着実にタスクをこなしていく。本は借りているものから確実に読んでいくようにしたいですね。感謝と感想と共に返す 貸す側としては「目的に合っているかな?」「現在の理解力や興味にマッチするかな?」など必死で考えて本を貸しているので、返却時に何の感想もないと不安になります。そこで返す時に実際に役に立ったかを一言添えて返しましょう。例えば・参考になった点・共感した点・仕事や生活に取り入れている点 など添えて返却すればまたあなたにマッチした本を貸してくれることでしょう。 ということで今回は「借りた本の取り扱い方」でした。 途中でも触れましたが、これら3つのポイントは『依頼された仕事の取り組み方』と言い換えてもいいです。仕事でも相手のことを考えて、信頼関係を築いていき、サポートしてもらえる環境を作り仕事をしやすくするのは、自らの行動次第ですものね。 こんにちは!名古屋で「パーソナルトレーニングスタジオナノ」と「ピラティススタジオナノ」を運営しています高橋順彦です。 第12回のテーマは「借りた本の取り扱い方」です。 私は、会社の同僚や友人同士で、本の貸し借りをすることをオススメしています。 借りた方は「借りておいて読まないわけにはいかない」という適度な緊張感が保てますし、貸した人と借りた人が本についてひと談義するのは、その人との信頼関係を築くことになるからです。 しかし、借りた本の取り扱いに間違うと、信頼を失ってしまう可能性もありますので、今回はそのポイントをご案内します。早く読む まず、借りた本は優先的に早く読みましょう。貸してから半年経っても読み終わらないという状態は礼儀に欠けます。 自分で読んでいる本があっても、借りた本をまず読むことをオススメします。借りた方は忘れていても、貸した方は覚えていますよ!以前借りている本を読み終わってから借りる 以前に貸した本を読み終わっていないのに「オススメの本があったら貸してください」と言う人もいます。『物事には順番があるやろっ!』とツッコミたくなります(笑) またこれは仕事のやり方にも通じるのではないでしょうか?「仕事を受け過ぎてパンクしてしまう人、迷惑をかけてしまう人」にならないよ株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。高橋順彦Profi le高橋順彦の2009Trainer of the Year!Norihoko Takahashiトレーナーのための読書入門借りた本の取り扱い方vol.12 THESE DAYSピラティススタジオナノ6周年とパーソナルトレーニングスタジオナノ5周年をスタッフ8名でお祝いしました44May,2012 www.fitnessjob.jpシャリスト」「キッズコーディネーショントレーナー」「ゴルフコンディショニングスペシャリスト」といった資格がリリースされます。単に知識の勉強ではなく、現場の指導ですぐに使えるためのレッスンプランの作成方法やティーチング(教え方)が学べます。(※各資格の詳細は本誌にNESTAの広告ページとして掲載しています。ぜひご覧ください。) 次回以降は、新たなマーケットについて具体的な話をしていきます。お楽しみに!数(セッション)をこなしていくか単価を上げていくしかなく、限界がすぐにきます。 そこで今回提案したいのが、新たなマーケット(ターゲット)の開拓です。他のトレーナーと同じ場所、同じターゲットのままでは顧客の奪い合いになってしまうので他のトレーナーよりも一歩先に別のマーケットを開拓する必要があります。世間的には、高齢化が進んでいるので高齢者をターゲットにするのもよし、少子高齢化で少ない子供にお金をかける親が増えているので、子供をターゲットにするものよしです。大切なのは、他のトレーナーよりもいち早く新たな分野に飛び込んでいくこと。でも、何もなくて飛び込んでも成功はありません。 NESTAではこういった方達のために、昨年からスペシャル資格をリリースしています。昨年は「ハートレートパフォーマンススペシャリスト」、新年に入って「シニアフィットネストレーナー」「メンタルフィットネストレーナー」、これから「テニスコンディショニングスペシャリスト」「フィットネスニュートリションスペ 皆さん、新年度がはじまりました。 多くのフィットネスクラブでは新たなプログラムやサービスがスタートして、夏に向けてどんどん新規会員を獲得していく時期ですね。また、フリーのトレーナーの方達は、新規クライアントを獲得するためにイベントなどを行っているのではないでしょうか。 さて、昨年度はトレーナーの様々な働き方について書かせていただきましたが、今年度は「続・次世代パーソナルトレーナーの働き方!」という新たなタイトルで昨年度とは違ったコラムを展開していきたいと思います。 今年度の内容は「新たなマーケットの開拓」。皆さんが仕事をしていく上でメインターゲットはどういった方達ですか?女性?中高齢者?子供たち?アスリート?…様々と思いますが、マーケティングの観点からするとターゲットを1つに絞って仕事をしていくのがよしとされています。ターゲットを絞ってそれなりにうまくいけば、ある程度の売上が確保できるかもしれませんが、さらに売上を伸ばしていくためには、第1回 新たなマーケットを開拓①齊藤邦秀/有限会社ウェルネススポーツ代表取締役。NESTA JAPAN理事。アスリート・キャリア・サポート副理事。東山暦/NESTA JAPAN代表 アメリカでスポーツマネジメント、MBAを学ぶ。トレーナーの育成、プログラムの開発、フィットネスクラブのコンサルタントを展開。URL:http://www.nesta-gfj.com齊藤邦秀・東山暦Profi le続・パーソナルトレーナーの働き方!次世代

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