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フィットネスビズ兄に訊け!現場たたき上げProfile遠藤一佳(株)フィットネスビズ代表取締役CEO大手、ベンチャー等で、トレーナー、企業フィットネス、SV、副支配人、支配人、営業部長、営業本部長、役員を歴任後、200....

フィットネスビズ兄に訊け!現場たたき上げProfile遠藤一佳(株)フィットネスビズ代表取締役CEO大手、ベンチャー等で、トレーナー、企業フィットネス、SV、副支配人、支配人、営業部長、営業本部長、役員を歴任後、2007年6月に独立。2008年度は富士アスレティック&ビジネス専門学校「パーソナルトレーナー学科」で講師を務める。ブログ「勇気の力」、メルマガ「L&M大学」好評執筆中! URL:http://www.fi tness-biz.netQ今回のお悩み内容る気にもならないと思います。「デフレ企業」他社と同じものを売っている企業は「低価というのは「価値」が変わっていないのに価格戦略」以外に活路はありません。となれば、「先日の日経新聞で『ユニクロ』が『デフレ企業』と評されていました。『ユニクロ』のような大企業が格を下げている企業(安売り企業)のことです。これは「100%規模の勝負」になりますから、『デフレ企業』の現状であれば、フィットネス業界企業が『低価格会員』を導入するのもやむを得ない流れと言えないでしょうか?」上記の企業はすべて「価値」があります。つまり、「そもそも論」として「デフレ企業」ではありません。積極的な出店や買収でシェア1位を目指すのが定石です。しかし、「デフレ企業」のフィットネス業界各社は、それもしません。要するに、翻って、フィットネス業界を見れば、「価値」「ただ価格を下げているだけ」なわけです。は何一つ変わっていないのに、「4回会員」等を入れて単価を下げている企業が続出してい石油が高騰すると会費を上げる。在籍が減ると会費を下げる。それで業績が向上しています。こいうのを「真のデフレ企業」というれば結構なことですが、大手を中心に自らの現場たたき上げのAのです。「4回会員」等を入れても、「日本マク首を絞め、低収益に陥っています。遠藤からのアドバイスドナルド」のように全体単価が上がっていれ多くの企業において、「商品価値に対してどまず、前提として私は「低価格会員」が悪だとは考えていません。「企業戦略に合っていないのに近視眼的に導入しても、中期的に価値を下げ、低収益にあえぎますよ」と言っているのです。その新聞(日ば「デフレ企業」ではありません。ただ、単価が上がったとしても、この「4回会員」というは何も価値創造していないし、一昔前と同じ「切り売り」のアクションに過ぎません。したがって、どの道、単価は下がるはずです。れだけの価格価値があるか」という「哲学」がありません。「価格に対して価値を付加していこうというアプローチ」ではなく、「価値を放置し、価格も低下させるアプローチ」をしています。2012年というのは各社において、経)では「ジーユー」、「しまむら」、「H&M」「デフレ企業」というのは「コモデティ商品」その「価値」を固める年です。なども「デフレ企業」と記されていましたね。まったく、柳井正氏もアホらしくて反論すを扱っている企業に該当する表現だと思います。(※悪い意味ではありません。)「価値なき低価格化」は身を滅ぼすだけなのです。インストラクターの未来像を考えよう上野和彦Kazuhiko Ueno(株)ティップネス企画部長1 9 9 4年(株)レヴァン入社。2 0 0 1年合併により(株)ティップネス入社。店舗、人事、営業管理、マーケティング、開発等の業務を経験し、現職に至る。ティップネス、ティップネスONE、丸の内スタイルなど各業態の事業戦略及びブランド・マーケティング戦略立案、新規事業開発などが主な担当。皆さんこんにちは。今回は、連載の中間まとめ3回目です。前回は、「社会の為になる」「ヒトの為になる」事とは?ついてでした。不安が続き社会、世の中でインストラクター・トレーナーの役割は大きく尊いという考え方を共有しました。対応する事も大変な時代になりましたね。それはそれで大変重要な事なのですが、ビジネスを成立させる要素はそれだけではなく、顧客(ニーズ)を創造する事も大切です。あえて「創造」と書いたのは、顕在化されているものではなく潜在しているニーズ(需要)に焦点をヒトに自信や勇気や活力を与えるってすごい事ですよね。知識や理論やスキルだけでは不足してしまいます。「ヒトの立場に立てる」「ヒトの価値観を受け入れてポジティブにサポートできる」あてるためです。「公正で誠実な参考意見を伝えることが出来スキル志向にならず、価値観や人間力をここからが本題です。る」・・・こんな能力が必要なんだと思います。ブラッシュアップする今回は、職業人として志向をどこへ向かわせるか?という問題です。一緒に考えてみましょう!フィットネスがコモディティ化(大衆化)していくという事はサービスを受ける(受けた)人が増えていく事を意味します。すなわち対象となる顧客層についてオール世代であり運動能力も格差があるのが前提となる時代になった事と同義です。従って、私達の提供するサービスやメソッドの情報源も幅広くなり医療やスポーツ科学の世界にまで及ぶようになりました。医療や科学の世界は日進月歩で進化しておりエビデンス、理論なども更新されるサイクルが早いのでそれに●顧客の潜在的なニーズとは何でしょうか?●社会的に求めれている事、人間が本能的に求めている事は何でしょうか?「安全・安心」「環境」「コミュニティや絆」「今を楽しむ」消費などが最近よく出ているキーワードですね。そのような中で、運動やフィットネスが提供できる価値はなんでしょうか?筆者は、ココロのサポートだと思っています。健康や運動能力は人生を楽しむ、快適に過ごすためのプロセスであり手段ですから、それにプラスして自信や勇気や活力を与えることは出来ないか?その為には何をすればいいのでしょうか?●様々なジャンルの書籍や情報を読む●色々な立場のヒトを会話する●尊敬できる、師事できる方や訓示を理解するなど色々考えつきますが皆さんいかがでしょうか?March,2012 www.fitnessjob.jp34