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June,2012 www.fitnessjob.jp7News Pick Up 10/Key Words & NumbersKey Words & NumbersKey Number0.4%HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、赤血球中にある酸素を運ぶヘモグロビンにブドウ糖が結合したもので、過去1~2ヵ月の血糖値の平均を示すもの。糖尿病の指標のひとつであるが、この基準が日本独自のものから国際標準値へと変わることによって、0.4%高く表示されることになる。Key Number2%2012年の国内スポーツ用品市場(メーカー出荷金額ベース)は、矢野経済研究所によると前年比2.0%増の1兆2,603億円にとどまる見通し。「サイクルスポーツ」(7.7%増)や「アウトドア」(4.6%増)が堅調に伸びる一方、「フィットネス」は1.0%減と減少する見通し。「ゴルフ」は0.6%増とほぼ横ばいの見通し。Key Word10年の国勢調査で単身世帯が1,678万世帯と、総世帯の3割を超えたことが分かったが、このうち34才以下の若年男性は17%を占める。男性の平均初婚年齢が30才を越えた今、その大半が独身の「シングル男子」。この層は消費志向が高まっていることもあり、今後ターゲットとする企業が増えそうだ。シングル男子Key Word体のにおいでまわりの人々に迷惑をかける「スメハラ」(スメル=におい、ハラスメント=いやがらせ)。対策のひとつに、運動と食事がある。定期的な運動が汗腺の機能を高め、食事で緑黄色野菜をとり、体の「サビ」を防ぐビタミンCやポリフェノールといった抗酸化成分を取り込むとよいとされている。スメハラニュースなことば、ニュースな数字News Pick Up 10セントラルスポーツ、0歳児が利用できるスイム教室を増やす同社は親が0歳児の子どもから習い事をさせる動きに対応して、0歳児から参加できるスイミング教室を増やす。タニタは福利厚生の一環で導入を望む企業向けにサーキットトレーニングの機器や運動方法などをパッケージにして供給する事業を始める。価格は420万円の機器料金と指導料。ルネサンス、ドゥミルネサンスで若年層を集客同社が運営するドゥミルネサンスが20~30代を好集客している。同社は年3店ペースで同業態を増やしていく予定。中野区、廃校を総合型地域スポーツクラブに東京都中野区は廃校となった小中学校の校舎などをスポーツクラブに改修し、地域住民に開放するモデル事業を始める。コナミスポーツ&ライフ、全店に太ももの筋肉を測定するマシンを導入同社は、太ももの筋肉を超音波で測定する新サービス「アクティブチェック」を全店に導入。主に中高年層に提供する。セントラルスポーツ、デイサービス事業を強化2012年4月の10大ニュースカーブス、プロテインの通販売上が伸長「カーブス」を運営するコシダカホールディングスは、同事業においてプロテインの通信販売が伸びていることを発表した。ルネサンス、シナプソロジーが好評価認知機能向上などを目的に「脳」を切り口に同社が開発したシナプソロジーがトレーナー・インストラクターからも好評価を得ている。育成事業は毎回キャンセル待ちの状態が続いている。グンゼスポーツ、コンパクトな総合業態を開業同社は運営効率と運動効果を両立させるコンパクトな都市型総合業態店舗「グンゼスポーツクラブKyoto烏丸六角」(延床面積542坪)を4月に開業した。ドイツで、ユニークなバランスボードが大ヒットFIBO主催者によると、サーフィンやスノーボードに似た動きをするバランスボード「Senso Board」がドイツ国内で大ヒットしているという。カゴメ、トマト特需で純利益大幅増同社は、さいたま市で運営するデイサービス利用者に日帰りバスツアーを提供するなどサービスを拡充する。数年後に拠点を30カ所まで増やす予定。同社は「メタボに効果が期待できる」との研究発表がされた影響から主力製品が売れ、連結純利益が前期比70%増の42億円になったと発表した。 世界に200クラブ近くを展開し、会員数百万人を擁するヴァージングループのフィットネスクラブチェーンであるヴァージンアクティブが、人々に「始めない理由は何?」と問いかけるフィットネス啓発キャンペーンを打ち出し注目を集めている。ヴァージングループ創始者のリチャード・ブランソンも「キャント・セイ・ノー(始めないとは言えないね)」と書かれたTシャツでポスターに登場し、人々が生活習慣を少しでも変えてハッピーな生活が送れることを企図して話題づくりをサポートした。(ⓒApr.2012 Club Business International) 米国最大手チェーンの一つ24アワーフィットネスのトレーナーが、人命を救い表彰された。カリフォルニア州フォルソンにある同クラブで、61歳の男性がトレッドミルでのエクササイズの直後、心臓発作を起こし意識不明に陥った。とっさに2名のトレーナーがAEDとCPRを使って救急処置を行いながら救急車を手配し、入院から5日後には退院し、その後完全に回復した。同男性はクラブを訪れ謝礼するとともに、2名のトレーナーはフォルソン市の消防庁からも表彰された。(ⓒMar.2012, Club Business International)ヴァージンアクティブ「始めない理由は何?」キャンペーン24アワーフィットネスのトレーナー人命救う海外からのニュースNews from the World

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