『月刊NEXT』 No.47
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あなたは大丈夫?チャンスを逃すインストラクター05 「イベントで普段行かないクラブに行った場合、そこでお世話になるクラブのスタッフや支配人に挨拶することや、プレゼンター同志挨拶することも大切。仕事をするうえで、お世話になる人に挨拶をすることは、基本中の基本マナー」とは三木さん。また、プレゼンターの依頼やお礼は、メールや電話だけでなく、会う機会を持つようにしている。 中井さんも「挨拶は当たり前のこと。当たり前のことがきちんとできるかどうかも仕事をしていくうえで重要」と話す。 石塚さんは、普段お世話になっている方々に元旦の挨拶も欠かさない。 「1月1日は、親に新年の挨拶をしたのち、特にお世話になっている3名の先輩にかならず挨拶の電話を入れています」挨拶は、関係者すべての人に06 「終わった後の挨拶が、むしろ重要」と強調する石塚さん。 「イベント前の挨拶ができる人は多いですが、終わった後に、きちんとお礼をすることも大切です。食事をごちそうになったら、次の日に必ずお礼をする。イベントも終わってからお礼の連絡を主催者に入れる。お世話になった方には、翌年年賀状を出すなどは、欠かさずやっています」 また、石塚さん、藤原さんが警告するのが、挨拶の後。 「挨拶は笑顔でしても、そのあと急に真顔になったりすると、あれって思う。感謝の気持ちを持ってお礼すれば、自然に後を見送るはず」終わった後の挨拶は、感謝を込めて07 2児の父である三木さんは、週25本レッスン収入は、家計と住宅ローンの返済に充てている。限りある時間と資金。イベントの企画や、将来のビジネスへの投資は、レッスン以外の収入から工面している。今後、資産運用も始めて、収入源を複数にすることを計画しているという。 また、同じく2児の父である藤原さんは、「ローンを組むなら社員のうちに」とアドバイスする。 「フリーになると、ローンや融資が受けにくくなったり、手続きが煩雑になります。家や車、スタジオをつくることを考えているなら、借入は社員のうちにしておいたほうがスムースです」時間とお金のマネジメントには、中長期の視点を持つ 迷惑は人のためならず。後々自分に戻ってくる。 「周りへの配慮に欠けた行動は、もちろん企画する側や協力するクラブ側への迷惑にもなりますが、最終的に一番困るのは本人」と忠告する“おっさん”インストラクターの面々。お客様からの評価も下がれば、仲間のインストラクターからの評価も下がり、クラブなど協力者からの評価も下がり、将来の仕事のチャンスを失うことになると心配する。プロとしては、こんな振る舞いは見直そう。連絡が来ない 酔うと豹変する和を乱す、和に入らない 集団行動が苦手イベントなどでも自分のレッスンのことしか考えないセミナーや打ち合わせで、帽子をかぶったまま顔を見ないで、違う方向を見たまま挨拶や返事をする「自分はまだまだです」など、ブログでネガティブなことを書く05“おっさん”インストラクターが伝授するビジネスマナーと仕事術February,2011 www.fitnessjob.jp23

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