『月刊NEXT』 No.46
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34January,2011 www.fitnessjob.jp フィットネスインストラクターの坂田純子さんがエアロビクスの指導と合わせて、取り入れている『ブレインジム』はカイロプラクティックをベースとした新しい調整プログラム。「最近は、生活習慣予防や認知・介護予防の目的でいらっしゃるお客さまが増えています。基礎的なインストラクションである『見本となる動きを見せる・プログラムを作る・指導する』というだけではお客さまのニーズに応え切れないと思うようになり、身体のことと心のことを勉強しようと思ったのがブレインジムを学び始めたきっかけです」柔道整復・鍼灸を取り入れ継続して通える環境を作る 身体と心にアプローチできる方法として、柔道整復師や鍼灸師の資格が注目され始めているが、フィットネス分野で柔道整復・鍼灸はどういかせるのか。「インストラクターは身体の痛みに直接アプローチすることはできません。不調が続いてレッスンを継続できなくなるお客さまもたくさんいるんです。そんなときに、トレーナーやインストラクターに資格があったら即ケアをすることができ、レッスンに継続して出ていただく環境をつくってあげられるのではないでしょうか」 鍼灸院や整骨院がクラブ内に併設されている施設も増加している。そうした資格保有者はこれから非常に求められるだろう。「森ノ宮は、鍼灸・柔整はもちろん、ストレッチポールやアロマなど授業以外の講座が多くあり、『心と身体』についてしっかり学べる学校。国家試験がゴールではなく、学生が卒業後に現場でいかに役に立つかを考えた教育をしている印象を受けました」学びに終わりはない 実は坂田さんも来春から森ノ宮のアロマコーディネーター講座を受講することが決まっている。「人は常に学びたい、成長したいと思う生き物。私も、本当にお客さまのことを考えたとき、インストラクターにプラスして自分のできることをどんどん増やしたいと思うんです。いろいろな知識を身につけるのは、この時代変化のなか相応なこととも考えます」 今後も運動指導とストレスケアを融合させた活動を続け、「生涯、人の心と身体に携わっていきたいこと」が歩みを止めない坂田さんの今の夢だ。vol.2進め!「資格取得」の道フリーインストラクター坂田純子さんプラスαのスキルを活かして生き生きと活躍するインストラクターに資格と仕事のリアルな関係をインタビュー。キャリアアップの生き字引に学べ!自身も学び続ける姿勢からインストラクターに伝えたいこと広告業界から17年前にフィットネス界へ転身。只今、関西を中心にフリーインストラクターとして活動中。【ブログ】http://mimi320.weblogs.jp/blog/【HP】http://www.sakatajunko.com/index.htmlインストラクター・トレーナーのキャリアパスがもっと広がるprofileオープンキャンパス[10:00~13:00]大阪市東成区中本4-1-8 TEL.06-6976-6889 http://www.morinomiya.ac.jp1/16(日)元日本代表サッカー選手が来校!プロサッカー界と医療スタッフのかかわりについて 森ノ宮医療学園廣長 優志 氏

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