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2015.10.14 水

フィットネスジムでトレーニング効果を上げる方法

モチベーション

「目的」をしっかりと明確にすること

フィットネスクラブに日常的に通う人であれば、何かしらこうなりたいという理想があるはずですが、その「目的」きちんと言語化して意識できている人というのは意外と少ないです。

トレーニングは細かい技術も必要ですが、意識によって効果が大きく異るというのは有名な話です。同じ腕立て伏せをしていても、どこの筋肉を鍛えているかという意識の違いによって筋肉の発達の仕方が違うというのは典型的な例です。闇雲に頑張る前に、もう一度立ち止まって自分のトレーニングの目的を再確認しましょう。

効果を数値で客観的に図れる目標を設定することも良い方法です。少しづつ目標に近づいていくことが実感できるとそれがモチベーションにも変わるからです。ダイエットが目標であれば“いつまでに何kg痩せたいのか”、筋力アップが目標であれば“いつまでにベンチプレスで◯◯kgを上げられるようになる”といった目標です。

こういった目標設定の仕方はSMART目標などとも呼ばれ、ビジネスの世界でも広く用いられます。企業の経営者など、よくフィットネスクラブに通っているイメージはないでしょうか?

それはもちろん、比較的時間が自由に使えて誰にも指図されずにやりたいことができるからという面ももちろんあるのですが、それだけではないのです。目的を意識して目標を具体的に設定し、期限を切ってそれに向かって努力するという取り組み型自体が身についているから、トレーニングをしても効果が出やすいのです。

そしてそういった意識を持っているからこそきちんと続くのです。せっかく体を鍛えたいと自分から思ったのであれば、この機会を利用して優れた理想的な体だけでなく、ビジネスで必要不可欠な目標設定の能力も使いこなせるようになりましょう。コツとしては、はじめは絶対達成できるだろうという簡単な目標を設定することから始めることです。簡単な目標であったとしても、それを達成できたということが自信につながり、次の目標へ向かうモチベーションを作り出すのです。

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目的に応じて適したトレーニングを

個々の目的に応じてどういったトレーニングがもっとも効果的かを説明したいと思います。トレーニングというのは目的によって種目ややり方を変えるべきもので、誰でも同じことをすればいいという訳ではないのです。

今回は、基礎体力づくり、ボディメイク(筋肥大)、ダイエットの3種類の目的に分けて解説します。

■基礎体力づくり

この場合は、エアロバイクやルームランナー、プールなどがついているフィットネスの場合は水泳など、有酸素運動を中心に行うと良いでしょう。時間やスピードなどで目標を決めて、昨日より今日、今日よりも明日と、少しづつレベルアップしていけるようにメニューを設定すると同じ走るなどの動作でも楽しみながら続けることができるため、知らない間に体力もついていきます。

トレッドミル(ルームランナー)などは特に、一定期間走るだけで満足してしまいますが、少しづつレベルを上げるということを意識した方が効果的です。

■ボディメイク

これは基本的には無酸素運動を中心とした筋肉トレによって筋肥大をさせていきます。有酸素運動はいくらやっても筋力は付きません。正確には遅筋という筋肉が発達するのですが、遅筋は発達してもあまり太くならない筋肉ですので、体型を変化させることはできません。これは日々トレーニングを積み重ねているマラソン選手が細い体をしていることからも想像できるかと思います。一方、無酸素運動で重い重量を扱うと、速筋線維が鍛えられます。これが太くなる筋肉ですので、狙って筋トレをすることで太い筋肉をつくっていきます。フィットネスクラブには様々な重量のウエイトが用意されていますので、それをうまく活用しましょう。

■ダイエット

ダイエットは大きく2種類に別れます。短期的に体重を落としたい場合は有酸素運動で余分な脂肪を燃やす方法が有効ですが、リバウンドしない長期的なダイエットを目的とするのであれば、筋トレによって基礎代謝を上げる方が効果が高いのです。

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