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2015.12.02 水

成長企業の社員はなぜ”フィットネス”を取り入れるのか−

モチベーション

コミュニケーションツールとしての”フィットネス”

昨年10月に発売され、1カ月で発行部数は初版の倍に達した『How Google Works – 私たちの働き方とマネジメント』。世界規模で革新・成長し続けているグーグルの、企業文化と経営の本質について語られた一冊。

文中では「グーグルで大切なのは、“何がデキるか”であって、“どんなヤツか”ではない」、「人種や性的志向、身体的障害などさまざまな面で多様な人材を採用することが新しい発想を生み出す原点となっている」など革新的なサービスを生み出し続けるグーグルならではの企業文化が語られている。「コミュニケーション」の章では、スマート・クリエイティブに十分な情報を与えることが企業としての生命線だと断言し、社員同士が気軽に情報交換出来る機会を意識的に提供していると述べています。

仲間同士のコミュニケーションを円滑に進めるため、グーグルが力を入れているのが福利厚生としての”フィットネス”です。施設内にはジムスペースが複数あり社員は無料で利用することが可能であり、新たなプログラムとして設けた「ブラジリアン柔術」のクラスも社員に好評を得ているといいます。

よりクリエイティブな仕事になるほど、業務中はそれぞれがプロダクトに集中するため、周りとのコミュニケーションの時間を確保することは困難になります。この貴重なコミュニケーション時間を確保するためのツールとして”フィットネスタイム”は非常に価値が高いとされています。

フィットネスタイムによりもたらされる価値

-運動による自身の健康維持

-フィットネスを通じて同じ時間を共有することによるコミュニケーションの活性化

-スポーツ・フィットネスを通じた新たな仲間の発見

保険料・医療費抑制など、企業が社員の健康管理に乗り出す動きが加速化している昨今、フィットネスは単なる社員の健康維持だけでなく、更なる相乗効果を生む可能性を秘めています。

日常的にフィットネスやスポーツに取り組み、健康を維持していることが代えがたいメリットとなる時代が来るかもしれません。

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