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ママにも赤ちゃんにも必要な、妊娠中の運動


日本マタニティフィットネス協会の山口瞳です。
マタニティビクスやママとベビーのフィットネスの指導をしています。

そこで私が感じることは、運動をしている妊婦さんが少ないということ。運動できる場所や時間も不足しているのかもしれません。

でも、妊娠中に運動をすることは、ママにとっても赤ちゃんにとっても必要なことです。

妊娠は母になる準備期間


女性が妊娠に気づき、もう1つの命が宿ると、多くの方が「母」としての自覚を持ち始め、今までの生活にはない「母」としての脳が働き出します。

生活面でも少しずつ自分の身体をいたわり、食べるものに気を付けたりといった自分以外の存在を意識しながらの生活に変わっていくでしょう。

少しずつ大きくなっていくお腹と同じように母性も増していきます。


ママの身体はお腹の赤ちゃんにとって、環境のすべてになります。ママが食べた食事が内臓から吸収され、血液によって運ばれます。食べたものがうまく消化吸収されなければ赤ちゃんに届けることはできません。

新鮮な血液や酸素も、ママの身体の機能が低下している状態では赤ちゃんに行き届かなのです。


また、ママの精神面も赤ちゃんの環境に大きな影響を与えます。

人はストレスを感じると免疫機能も低下しますし、睡眠不足などで疲労が溜まればアクティブに行動することができなくなりますね。


運動をして身体を動かすことは全身の血液循環がよくなり、内臓機能や免疫機能の向上につながります。お腹の赤ちゃんにとって大切なのは、ママがバランスのよい食事を摂り、適度な運動をし、十分な休養をとることです。


妊娠中から運動を始めるのは運動習慣がない方にとっては少しハードルが高いかもしれませんが、そういった人にこそ、妊娠を機に運動習慣を身につけてほしいと思います。

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なぜ妊娠中の運動が必要なのか

家事全般、移動手段など、昔と比べれば現代の生活は非常に便利になっています。エネルギー消費を促進しにくい生活環境といってもよいでしょう。

便利な世の中であるからこそ、運動することでエネルギー消費量を増加させることが必要です。


医療の進歩で出産時の死亡率も低下し、妊婦が高齢化する現代でも安全な出産は可能になっています。

しかし、子育ては出産がゴールではありません。休みなしに始まる育児に備える体力もつけておくことが大切です。
妊娠中に体力を落とさないよう「出産や産後を見据えた準備」それは自主的な運動が必要不可欠といえるのです。

運動をしていない妊婦さんは、近くの産院やヨガスタジオなどマタニティビクスやマタニティヨガをできる場所を探して、参加してみてください。



☆山口 真澄

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