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家庭用フィットネス機器の上手な選び方

「フィットネスには取り組みたいと思うんだけど、クラブ通いはなあ・・・」あるいは「クラブ通いもしてるけど、家でもやりたいんだよな」という方におすすめしたいのが、パーソナルユースの簡易なフィットネスマシンを使って自宅でエクササイズする「ホームフィットネス」。
健康意識の高い欧米ではたいへんなブームになっています。中には自分専任の“パーソナルトレーナー”をやとっている人もいるくらいです。
でも、ここで注意したいのがマシンの選び方。ただ単に安いからといって怪しい店や会社から奇妙なマシンを衝動的に買ってしまうなんていうことは禁物です。
1ヶ月もすると、壊れたり、あきてしまって、“タオル掛け”になっているなんてことはよくあることですから。
そこで、『フィットネスビジネス』編集部が考える「家庭用フィットネス機器の上手な選び方」。その基本になる3つのポイントを紹介します。
品質

世の中に家庭用フィットネス機器の類いは、まさにごまんとあります。でも残念なことに厳密な基準で選んでいくと本当に良いものはごくわずかです。マシンの動きが人間のからだの動きに合っておらず不自然なエクササイズ動作を強いられるもの(特に海外からの輸入商品に多い)や、計器や目盛りが不正確なものなど、機能的、品質的に劣る製品が結構あります。
選び方としては市井のフィットネスクラブに置かれているマシンの下位機種(パーソナルユース機)を基準に考えたらいいと思います。もし今あなたがクラブに通っているのなら、そこのインストラクターに相談してみるのもいいかも。やはり、本格的なものにできるだけ近いものがいいでしょう。

耐久性と修理対応

家庭用フィットネス機器といえば、「すぐに壊れてしまう」という印象がありませんか?最近はPL法施行の影響もあって、安全性とともに耐久性が徐々に向上してきましたが、やはり絶対に壊れないということはありません。だから、修理対応をしてくれるメーカーの製品を購入したほうがいいでしょう。
それに最近はよく製造メーカーや販売会社、もしくはそうした会社のホームフィットネス機器の事業部が倒産・廃業したり、閉鎖・統合されたりして、特定製品の取り扱いを止めたり、といったこともよくあります。
そうした点を考えると、長年フィットネスマシンの製造を専門にしてきている日本のメーカーの製品なら少し安全と言えそうです。

価格

上記した2つのポイントからマシンを選定しようとすると、多少割高な価格のものになってしまいます。でも、どうですか。実際にクラブに通うことを考えてみてください。1年間で5〜10万円くらいは最低でもかかりますよ。ということは、このくらいの範囲の“投資”ならリーズナブルと言えるのではないでしょうか。やはり、ある程度機能が整っていて、製品の品質もしっかりしているものの方がいいと思いますから。

まあ、ざっとこんなところがマシン選択のポイントになります。
編集部も相談にのりますが、まずは、フィットネスをする「目的」から絞り込んでみてはいかがですか?

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