フィットネスビジネス勉強会、開催決定!2名の講師から次代のフィットネスクラブに求められるCX戦略を学ぶ

経営環境が、大きく変わるなか、今、フィットネス事業者に求められているのは、対象顧客にとって「ほんもの」のフィットネスサービスプロバイダーに変わることではないでしょうか。それには、ロイヤルティマーケティングを組み込んだカスタマー・エクスペリエンス(CX)戦略が必要となるのではないかと思います。

今回のフィットネスビジネス勉強会では、フィットネス事業者が、CX戦略に取り組もうとする際に、重要になるであろう基本的考え方や具体的な取り組み方法について、ロイヤルティマーケティングやリレーションシップマーケティング、リテンションマーケティングなどに詳しく、この分野で実績をあげている2名の講師の方に、お話しいただくことにしました。

まずヤクルトで一貫してマーケティング・広告を担当し、数々の実績をあげたのち、そこで体系化した「潜在価値開発」理論を使って、複数の事業者のマーケ
ティングの再構築・運用をサポートしている株式会社ビモクリ代表取締役社長平野淳氏に、「潜在価値マーケティングで実現目指す、最適な顧客体験」をテーマで、フィットネスクラブ関係者にもヒントになるお話をしていただきます。
お話の構成は、おおよそ下記の通りとなります。

(1)お客さまにとっての潜在的な問題に気づく
(2)企業自身も気づいていない「魅力」に気づく
(3)「潜在価値」を開発し、対象顧客にわかりやすく伝える
(4)ロイヤルティマーケティングの実現
デジタルテクノロジーを活用した対応
(5)見えないものを見ようとするかどうか

*平野氏は、『潜在価値マーケティング』(幻冬舎刊)にその理論体系をまとめられています。

次に、かつて4年連続で顧客が減少が続き、ひどい年には56万人が新規加入しても5,000人しか残らないこともあったという有料放送局WOWOWで、解約を止めることから着手し、既存顧客を優良顧客化し、さらにプロモーションの段階から「優良顧客」層にターゲティングして価値訴求していくロイヤルティマーケティングに取り組み、同社を12年連続顧客増に導いた同社初の女性取締役となった大坂祐希枝氏に「優良顧客の割合を高めて、筋肉質な企業へ」をテーマにお話しいただきます。

WOWOWもビジネスモデルは、サブスクリプション(定額課金)をとり、最前線でサービスを担うのは有期社員のコールセンタースタッフである点は、フィットネスクラブと似ています。フィットネスクラブの改革につながるヒントが掴めることでしょう。
お話の構成は、おおよそ下記の通りとなります。
 
(1)リテンションマーケティングへ、舵を切れ
(2)「気持ち」のデータ化
(3)データベースを活用した水際での解約リテンション対応
(4)優良顧客であり続けている理由を知り、それを運営にフィードバックする
(5)リテンションへの取り組みは、がまんが肝心

*大坂氏は、『優良顧客を逃さない方法ー利益を伸ばすリテンションマーケティング入門』(ダイヤモンド社刊)にWOWOWでの経験とマーケティング手法についてまとめられています。

奮って、ご参加ください。