FITNESS BUSINESS

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News&Trends 株式会社まちいろが開発した、予約・キャッシュレス決済プラットフォーム「hacomono」

2019.07.25 木 テクノロジー

予約システム「hacomono」でお客さまとスタッフの体験価値を向上
クリエイティブとテクノロジーの力でフィットネス業界を変える

フロントレス、キャッシュレス、事務作業レスを実現することで、スタッフがより本質的なサービスを提供することができ、お客さま満足の向上が期待できる。

デザイン性・操作性に優れ決済まで完結する予約システム同社は、暗闇ボクシングジムb-monsterの立ち上げに携わり、システムを探していたが、デザイン性、操作性、運用のしやすさなどにおいて満足のいくシステムが見つからなかったことから、独自で開発することにした。システム開発にあたって蓮田氏が重視したのは、ブランドらしいデザインテイスト、予約表が見やすく、予約・決済が店舗に行かず完了し、予約変更・キャンセルをお客さま自身ででき、入館手続きがスムースであること。

「私が課題だと感じたのは、予約サイトのオリジナリティがないこと、キャッシュレスが進んでいないこと、スタッフの電話対応や事務作業が多いこと、データ分析に時間がかかることなどです。これらの課題を解決するために考えたのがhacomonoです」(蓮田氏)

hacomonoの機能は会員管理、予約のオートメーション化、キャッシュレス決済、セルフレジ、会員証レスのQRチェックイン、顧客・売り上げ分析、セキュリティなど。会員数が多い店舗、デザイン性やブランディングを大切にする店舗、採用に課題を感じている店舗、富裕層向けの店舗などにマッチすると考えられる。

データ分析でサービス向上hacomonoを導入することでもっとも期待できるのが、事務作業軽減によりスケールしやすいことである。b-monsterではオープン当初1日に100人を超える入会者がいたが、予約から契約まですべてシステムで完結できたために実現できた。レッスンの予約だけでなく、キャンセルや変更もすべてシステム上で完結するため、電話対応などの労力も省くことができる。

月会費はもちろん、ドロップインチケットや物販なども、同システムを利用することでキャッシュレスとなり、フロントで現金管理の必要もなくなる。「実際に同システムを導入しているクラブさまからは、『こんなに事務作業が少なくていいんですか!』と驚かれます。事務作業を減らすことで、運動指導や接客、店内清掃などフィットネスクラブが本来注力すべきことに充てられます」また、デザイン性も重視しており、ブランドに合ったwebサイトをつくることができる。

「様々なフィットネスクラブがありますがwebサイトを見ても、どこも似ていて“らしさ”を感じづらいように思えます。ブランドに合ったwebサイトをつくることで、クラブがターゲットとするお客さまに届きやすくなるのではないかと思います」

また、システム化することで顧客分析を行うことができることも特徴だ。

「来館頻度や利用方法、継続期間など、どのような経路で入会したお客さまがどれだけ続いているかなどのデータをとることができます。お客さまを知ることで、一人ひとりに合った接客をできると同時に、次の施策も考えやすくなります。また、データを見ればスタッフ誰でも対応できるようになるため、教育コストも下げることができます」

Webで完結させることでお客さまの手間と時間を省くお客さまにとっても、同システムを利用することで予約から決済までシステム上で完結し、手間と時間をかけずに済む。

また、スタジオプログラムをシステム上で予約できれば、早く行って並んでいる時間をほかのトレーニングに充てることができる。会員証や現金を持たずに、スマートフォンがあればチェックインや商品購入ができることもメリットだ。

「これまではwebで体験や入会の予約をしても、スケジュール確認の電話がかかってきたり、店舗へ行ってから書類の記入や現金での支払いがあったりと、お客さまにとっては二度手間になるような仕組みでした。webで完結させることで、体験や入会のハードルも低くなるのではないかと思います」

また、間接的ではあるが、システム導入によりスタッフの事務作業が軽減されることで、本来お客さまが求めているサービスの充実につながる。

今後ますます人材が不足するなか、テクノロジーを活用して、お客さまとスタッフの体験価値を向上させることはフィットネスクラブにとって急務ともいえるだろう。

https://www.hacomono.jp/

(お話を訊いた方:株式会社まちいろ代表取締役蓮田健一氏/編集:フィットネスビジネス編集部)