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ティップネス宮崎台 に まちの家事室つき喫茶店「喫茶ランドリー」を新設、新規事業として協業

2019.04.10 水 スポーツクラブ情報

ティップネスが(株)グランドレベルと提携し、新規事業をスタート

関東・関西・中京地区に60 店舗の総合フィットネスクラブを展開する株式会社ティップネスは、ベンチャー企業・株式会社グランドレベルと業務提携し、従来のフィットネスクラブ事業の枠組みを超え、店舗の新たな価値創出を目指す新規事業に着手する。この試みは、1 階(=グランドレベル)の空間づくりを通じて地域活性化に取り組む同社の活動に共鳴しておこなう、フィットネスクラブの1 階を活用した地域活性化施策となる。

「運動」とは違う角度からの健康へのアプローチとして「人とのつながり」に着目、既存のティップネス宮崎台1F に、地域コミュニティの基点とするべく、誰もが利用
できる『喫茶ランドリー』をオープンすることを発表した。

総合フィットネスクラブの新たな挑戦。「運動」だけでない、人々を健康にする手段としての『喫茶ランドリー』

超高齢化時代を迎えるわが国にとって、「いかにして健康寿命を延ばすか」は喫緊の課題のひとつとされている。

「孤独は人を不健康にする」という近年の研究データ(※)があるように、「人との交流は健康増進への有効な手段である」と考え、同社はこれまで提供してきた「運動」とは別のアプローチとして、人と人との交流を創出する『喫茶ランドリー』事業を展開する。

喫茶ランドリーとは

『喫茶ランドリー』とは、洗濯機・乾燥機、ミシンやアイロンを備えた “まちの家事室つき喫茶店” です。普通の喫茶店と違い、時間とスペースを地域住民に開放します。0歳の赤ちゃんから主婦・高齢者・サラリーマンに至るまでが集い、思い思いに自由にその場所を活用し、その結果、多様な年代による様々なコミュニティが自然発生的に生まれることが特徴だ。

株式会社グランドレベルが昨年1 月に東京都墨田区にオープンし、これまでに多くのメディアからも取り上げられた1 号店は、今ではその地域における“私設の公民館”のような役割を果たしている。
同社はこの『喫茶ランドリー』を、ティップネス宮崎台の1F 路面に併設することで、もともとの往来の多さを活かし、会員・非会員を問わない街の人々の交流の場を提供し、地域の健康増進へ寄与するとともに、地域におけるフィットネスクラブの新たな価値を創造していく方針だ。

なお、オープンは2019 年5 月を予定しているという。

(※)2014年2 月シカゴ大学 ジョン・カシオポ博士「高齢者の孤独と健康リスクの関係」