『1クライアント・1トレーナー・1ゴール』
2016.04.25 月 オリジナル連載
ぼくが考える健康ウェルネス事業の基本型は、「1人のクライアントに対して1人のトレーナーがきちんと付きクライアントの目標を理解したトレーナーがゴールへ導くサポートをしていく」というとってもシンプルなカタチです。
では、この基本型が成立している健康ウェルネスサービスはどれくらいあるでしょうか?
クライアントのゴールを理解しているでしょうか?
共有するというポジションにいるでしょうか?
こちらのできるサービスを押し付けていませんか?
全てのサービスに1対1を求めているわけではありませんが、基本型はここにあると思うのです。
その上でコミュニケーションメソッドを工夫し、より多くのクライアントへサービスリレーションできるメソッドにしていくという順序の必要性を、今一度共有しておきたいのです。
ハッピートライアングル
そしてもうひとつ
「1」が「3つ」あることに気づきませんか?
この型のカタチは三角形になっています。これは実はスムーズなコミュニケーションの型でもあります。
英会話教室のGabaが生徒と60度の角度をつけて座ることをルールとしていて、この角度が寄り添うという目的にかなっているということを言っていました。
あ、同じだ!と思った次第です。
これをハッピートライアングルをぼくは言っています。
『1クライアント 1トレーナー 1ゴール』
この型の要素が自社サービスプロセスにあるか?
ちょっとチェックしてみてください!
ソリューションポイントがみつかるかもしれないですね。
http://corp.fitnesstogether.com/
■運営企業名:Fitness Together Franchise Corporation
■設立:1996年
■事業内容:パーソナルトレーニング専門施設の運営
(パーソナルトレーニング専門としては世界最大数)
■実績:店舗数500(2010年)
■世界展開:アメリカ、ブラジル、カナダなど6か国
「1Client-1Trainer-1Goal」をテーマに、パーソナルカウンセリングと筋力トレーニング、有酸素トレーニング、栄養指導からなるトレーニング(1セッション45分)を実施している。とてもコンパクトなサイズの小規模パーソナルトレーニング施設を多店舗展開しているビジネスモデルで、約3千人以上のパーソナルトレーナーが登録している。
【バックナンバー】
第2回 オープンイノベーションの時代-ヘルスケア事業に必要な5つの視点
第4回 チェック&ソリューション ヘルスケアサービスの基本型
第6回 ピア&トゥギャザー アウトカムへの行動継続のフレームデザイン
第10回 健康サービスとオープン化
>>>Write by Kohei Okawa
大川 耕平
1960年7月18日 東京生まれ 慶応義塾大学法学部政治学科卒。健康&ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、ビジネスマッチングサポートを展開中。1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の読者は約1000社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」http://ameblo.jp/projectgenki/
Facebookページhttps://www.facebook.com/kouhei.ohkawa
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