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【SPORTEC2016レポート】ショップジャパンが描くフィットネスの未来

2016.09.15 木 トピックス[Sponsored]

-ショップジャパンとのアドバイザー契約に至った背景とは

ライフスポーツKTV所属 野村氏:ショップジャパンの「日本のフィットネス業界をもっと活性化させたい」という”熱い思い”に共感したことが1番の決め手です。一般生活者の方にも広く認知されている「ショップジャパン」が業界全体の活性化に向けて本気で取り組んでいる様子をみていて、自分ができることであれば、ぜひ協力させていただきたいと思いました。

また、ショップジャパンが持つ”発信力”という点にも非常に期待している部分があります。家庭用フィットネス市場で圧倒的な知名度を持つショップジャパンであれば、これまでフィットネスクラブやスポーツジムに通ったことがないお客さまに対してもリーチすることが可能となるため、そこからリアルプログラムへの誘導も実現できるのではないかと思っています。

スポーツゲイト  丸山氏:いまから約3年前、ショップジャパンがスタジオプログラムに参入すると最初に聞いたとき、 正直、半信半疑でした。しかし、直接お話しすると、とにかくこの事業に対して熱い思いをもっていました。エクササイズDVDや家庭用健康器具の大ヒットに関わってきた人たちが、市場規模で大きく劣るフィットネス業界で、インストラクターやフィットネスユーザーのための事業を本気で考えていることに感銘を受け、協力を快諾しました。

-プログラム展開における課題とは

ライフスポーツKTV所属 野村氏:現在、日本のフィットネスクラブで展開されているプログラムは欧米で生まれたトレ―ニングやプログラムがほとんどであるため、西洋人の身体に合ったプログラム構成になっていることがほとんどです。それ自体が悪いということではありませんが、プログラムを展開するうえでは、日本人に合ったかたちで提供することも必要ではないかと思います。

全てのプログラムには効果を出すための理論が存在します。しかし、理論自体は正しいはずなのに、トレーニングを続けていても「思ったような効果が出ない」といった場合が多くあります。これは理論が間違っているわけではなく、プログラムを受ける方の身体が理論通りの身体ではないからです。例えば欧米人の場合には自然体で身体の力を抜くことが得意なのに比べて、東洋人は身体のどこかに力(力み)が入りやすい傾向があるといわれています。この両者が同じメニューのプログラムを行った場合には、得られる効果も変わってきます。

現在、パーソナルトレーニングでは個人に合わせたプログラムメニューの提供が出来てきていますが、グループレッスンでも同様のアプローチが出来るかがとても重要になってくると思います。

スポーツゲイト  丸山氏:私自身、フィットネスクラブ側・インストラクター側という2つの側面からフィットネス業界全体を俯瞰することが多いのですが、インストラクターの場合には、一人一人が”個人事業主”と同じですので、クラブ側と良好な関係を築いていくことはもちろんのこと、フィットネスプログラムや業界全体のトレンドなどを日々学ぶことも非常に大事です。

SPORTECでも、近年はプログラムデモンストレーションを行う企業も増えてきたため、多くのインストラクターの方が会場に足を運ぶようになってきています。ショップジャパンに限らずフィットネスプログラムの提供を行う企業は積極的に情報を発信していき、インストラクターはこういった学びの機会を「未来の自分への投資」と捉えて参加していくことが、プログラム全体の質を高めていくことにも寄与するのではないかと考えています。

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