FITNESS BUSINESS

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【2017年3月期 主要各社の決算概要】 フィットネス各社、増益を実現

2017.07.28 金

④東祥:7期連続増収、6期連続増益


出店ラッシュ続く、今期も10軒を超す出店を計画

株式会社東洋の2017年3月期決算における売上高は213.5億円(前期比11.1%増)、経常利益は60.25億円(同12%増)、純利益は37.26億円(同18.1%増)となった。過去最高の売上・利益を継続、7期連続の増収、6期連続の増益となった。

全社の売上高のおよそ8割を占めるスポーツクラブ事業部の売上高は、163.63億円(前期比9.9%増)、営業利益は43.14億円(同14.7%増)となった。2017年3月期の新規店舗としては、2016年5月に「ホリデイスポーツクラブ武庫之荘」、同年7月に「同草加」、同年8月に「同富士宮」、2017年1月に「同尾張旭」、同年2月に「同西一之江」を出店。この5店舗を加えて、同社が全国に展開するクラブ数は71になった。

増収増益の要因は、2016年3月期に開業した2店舗および既述の新規開業5店舗の増収効果に加え、全前期までに開業した既存64店舗の年平均会員数が4.4%増加したことが挙げられる。今期以降の開業予定(公表済)も、表3の通り多い。同社は、2018年3月期の売上高として、238億円(前期比11.5%増)、経常利益として65億円(同8.7%増)、純利益として40億円(同7.3%増)を予想している。

表3

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