FITNESS BUSINESS

facebook twitter googleplus

【リクルートマガジン】#14 東急スポーツシステム株式会社 林 光生さん

2020.03.23 月

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

#14 東急スポーツシステム株式会社 林 光生さん
組織に貢献する責任者でありお客さまから支持されるプレーヤーでありたい

【お話を訊いた方】

東急スポーツシステム株式会社

アトリオドゥーエ青葉台 副支配人

林 光生さん

1988年千葉県生まれ。帝京大学文学部心理学科卒。2010年4月入社、アトリオドゥーエ碑文谷店配属。2018年に武蔵小山店副支配人に昇進、2018年より現職。副支配人兼インストラクターとして活躍中。

アルバイト経験での楽しさを仕事に

高校までサッカーに打ち込んでいた林さんは、大学時代に近所に開業したフィットネスクラブでのアルバイト経験が、フィットネス業界に就職を決めた理由だったと話す。

「大学時代はフィットネスクラブで丸3年半アルバイトを経験し、ジムでの接客やレッスンを担当していました。現場でのコミュニケーションやレッスン担当がとても楽しく、将来もプレーヤーとして現場で活躍したいと思い、フィットネス業界に就職することを決めました」

東急線沿線に店舗を構える東急スポーツシステム株式会社は、フィットネス以外にもスイミング、ゴルフ、テニス、フットサルなど全5事業を展開している。林さんは入社後フィットネス事業のアトリオドゥーエ店舗を4店舗経験し、現在は青葉台店の副支配人として店舗運営のみならず、レッスン担当も続けながら現場のリーダーとしてスタッフをまとめている。

数字からみる店舗運営の面白さを学びに

副支配人になり、数字に対する意識が圧倒的に変化したと話す林さん。実務では、支配人と連携しながら店舗運営を円滑にまわす運営力や、部下やスタッフを育成する指導力など様々なスキルが必要とされる。なかでも、収支管理から見える課題への取り組みは、大変ではあるものの面白さもあるという。

「売り上げについては結果が評価に直結する分、過程の努力が報われず難しいと感じることもありますが、副支配人として部門を超えて店舗全体の数字を考えるようになったことは、大きな変化であり学びになっています。今は、自ら様々な方法で勉強を重ねながら、数字から見える答えを部下と共にクリアにしていく楽しさも、やりがいのひとつです」

会社がより良くなる人材育成と店舗運営を実現する

プレーヤーでありたいという気持ちから、現在も週5本のレッスンを担当し、現場でのコミュニケーションも大切にしている。副支配人でありながら、プログラムの講師も担い、スタッフのレッスンデビューへ向けた研修を行い、育成のサポートをしている。

「自分と同じように『レッスンが楽しい』と思ってくれる人材や、研修担当可能なレベルの人材を育てたいという想いでサポートしています。今後は、スタッフの育成はもちろんですが、まずは支配人になることを目標に店舗運営の経験を積みたいと考えています。お客さまやスタッフから信頼され、会社の数字に貢献できるような店舗責任者を目指します」

学生へのメッセージ

「人で選ぶのではなく、自分が大好きだと思う仕事を選んでほしいと思います。人間関係は常に変化し、仕事にも影響を与える可能性があります。人に影響されず、自分の大好きなことに繋がることを仕事にしていれば、長く楽しく続けられると考えています。身の回りの好きなこと、楽しい瞬間、その先にある仕事をイメージして探してみてください!」