FITNESS BUSINESS

facebook twitter googleplus

【リクルートマガジン】#6 株式会社アクトス 榎 美紗緒さん

2020.03.26 木

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

#6 株式会社アクトス 榎 美紗緒さん
キャストにとってのやりがいをプログラムを通して提供したい

【お話を訊いた方】

株式会社アクトス

営業本部 店舗支援部 店舗支援課 課長代理

榎 美紗緒さん

1976年大阪府生まれ。名古屋文化短期大学 生活文化専攻卒。2000年1月中途入社、アクトス千音寺店配属。2000年7月アクトス新瀬戸店異動を経て、2008年より営業本部でプログラム関係の統括を担当、現職に至る。

原点はスポーツが好きということ

学生時代からサークル活動でバスケットボールをするなど、もともと身体を動かすことが大好きだったという榎さん。

「友人の紹介で始めたアルバイトがアクトスでした。当時はアルバイトをしながら、アクアビクスインストラクターとして業務委託でレッスン担当もしていましたが、会社員として働きたいという気持ちがあり、そのまま正社員として入社することに決めました。デスクワークに抵抗があった私にとって、運動を仕事にできることはとても魅力的でした」

総合型フィットネスクラブや低価格帯フィットネスなど、全国各地に180店舗を展開するアクトス。榎さんはインストラクターとしてレッスン担当も続けながら、営業本部として新プログラム提案やスタッフの育成などマルチに業務を行っている。

レッスンが仕事のモチベーションアップに

「現在は、全店舗のスタジオプログラムの統括としてインストラクター査定やオーディション、集客管理なども担当しています。さまざまな業務があるなかでも、一番楽しいのは現場でのレッスンです。いまでも週1回レギュラーレッスンを担当しており、毎回お客さまとのコミュニケーションができることが自分自身のモチベーションにも繋がっています。インストラクターとしてのレッスン担当は、現場での感覚を忘れないために入社以降ずっと続けています。そのおかげで、毎回新しいお客さまとの出会いや新しい気付きや学びがあり、新鮮な気持ちで仕事を続けることができています」

営業本部へ移動する前は、週15本程度レギュラーレッスンを担当していたという榎さん。現在は、全国各地の店舗を飛び回るような業務のため担当本数こそ減っているが、妊娠・出産を経て復帰した今でも、レギュラーレッスンの担当は欠かさず仕事を続けている。

キャスト皆が楽しいと思えるような育成を目指す

「いまの課題は、全国各地のキャスト(スタッフ)へ研修などで指導をする場面が多くあるなかで、皆が私と同じように『レッスンが楽しい』と感じてもらうことです。ただレッスンをこなすだけにならぬよう、キャストの頑張りが評価されるコンテストなどイベントを企画し、キャストのモチベーションを高められる環境を整えていきたいです。キャストにとってのやりがいを、プログラムを通して提供することが私の今後の目標です」

2018年に妊娠・出産を経て産休育休を取得し現場復帰を果たしている榎さんは、挑戦や努力を後押ししてくれる社内環境のおかげもあり、復帰後も変わらず楽しく仕事を続けられているという。女性が働きやすい環境づくりやサポートにも力を入れていく。

学生へのメッセージ

「会社から言われたことをこなすのではなく、手を挙げて自分のやりたいことに挑戦できる環境を選んでほしいと思います。後押ししてくれる環境があれば、自分の夢も叶えることができます!アクトスは、挑戦や努力を応援してくれ、チャンスを貰える会社です。年齢や役職関係なく輝ける場所を見つけてほしいです」