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Fitness Business 75 ◎ November-December 201420注 目 の 動 きNews & Trends「SPORTEC2014」、間もなく開催スポーツイベント、ホームフィットネス、サプリメントなどの分野もカバー、セミナー・イベントなども充実2014年12月4日(木)~6日(土)、東京ビッグサイトにて、フィットネス業界最大の展示会&カンファレンス「SPORTEC(スポルテック)2014」(SPORTEC実行委員会・株式会社クラブビジネスジャパン共催)が開催される。日本国内はもとより韓国、中国、台湾など世界4ヶ国・地域より350社を越える企業が出展する。フィットネス・スポーツ関連企業が集まる国際総合展示会として、国内における同種の展示会&カンファレンスでは、史上最大となる来場者数が予想されている。スポーツイベントパビリオンを初設置「SPORTEC2014」では、最新のフィットネスマシン、フィットネスプログラムはもちろんのこと、プロスポーツ分野においても大きな注目が集まっている治療器や測定器のほか、バランス測定機器、リスト型GPS機能付きランニング機器、生活習慣改善のためのヘルスケアシステム、近年話題となっているウェアラブルデバイスなど、ハード面からソフト面までトレーニングやスポーツに欠かせない商品が出展される。展示会場内では、実際に試したり体験できるものが数多く用意されているので、動きやすい格好で来場し、各ブースのデモンストレーションに参加したり、マシンを体験するとよいだろう。今年は注目のイベントがさらに増加している。近年はスポーツを通じて地域の活性化、地場観光産業の底上げ、雇用の創出などに大きな役割を果たせるということで、スポーツイベントに大きな注目が集まっており、「スポーツコミッション」が全国に多く誕生している。今回このような流れを受け、スポーツイベント開催に向けたハード・ソフト・サービスを一堂に集めた「スポーツイベントパビリオン」が初めて設置される。この特別パビリオンでは、マラソン、トライアスロン、サイクルイベント、トレイルランなどのスポーツイベントの主催者、企画団体、自治体、観光協会向けのリース設備、集客ツール、大会グッズ、ユニフォーム、スポーツイベント会場をもつ自治体などが50社出展する。フィットネスクラブでも、地域との関わりを深めるためスポーツイベントの開催は増加してきているので、企画担当、顧客サービスに関わる方は必見の内容といえよう。次に、昨今急拡大している家庭向けフィットネス、ダイエット器具、治療関係の市場のニーズに合わせて、家庭やオフィスで行えるフィットネス、ダイエット、ヘルスケア製品・サービスを一堂に集めた専門展『ホームヘルス&フィットネスEXPO』も初開催される。この展示会ではフィットネスクラブやスポーツ用品店、最新のホームフィットネス用品やプログラムが一堂に展示される。新しい商材を求めるバイヤーはぜひ仕入れのために利用していただきたい。 経営・運営に役立つ100を越える セミナーやセッションを実施今回は100を超えるセミナー・シンポジウムを展示会に合わせて同時開催する。国内外から招聘したインストラクターや有名トレーナー・経営者・大学教授などが登場するセミナー・セッションを3日間にわたり、昨年同様に開催する。文部科学省、経済産業省、厚生労働省などのスポーツ行政に関わるキーパーソンがそれぞれの立場より、スポーツ・健康ビジネスの今後を語るセミナーや、観光庁がスポーツイベントの可能性などについて情報提供するセミナー、経営者や経営企画に関わる民間企業のトップや自治体の担当者が、今後の戦略を考えるうえで欠かせない情報をパネルディスカッション形式で提供するセミナーが提供される。民間プレーヤーなら「コンパクトジム業態の現状とこれから」「総合型業態の近未来~業態の多様化による脅威と発展の可能性~」や「急成長する小規模・専門業態―その成功のポイントとさらなる成長可能性」といったパネルディスカッションは必聴だろう。このほか、最新のトレーニング方法、栄養学、施設リノベーション、メディカルフィットネス、予防介護などのバラエティに富んだテーマのセミナーなども提供される。また、トレーナー・インストラクターのための講習会「FITNESS SESSION」や「ピラティスフェスタ2014」なども同時開催されるほか、1日目の夕方からはフィットネス業界のクラブ運営企業のトップや関係省庁・自治体の関係者、出展者などおよそ500名が参加するレセプションパーティがある。ネットワークを築くのに好都合だ。2日目にも学術関係者と民間クラブの経営者らが集う懇親パーティがある。3日目には、ブラボーグループのBFSナショナルトレーナーらによる「ダンス&ファイトチャリティーイベント」や優勝者がフランスの本大会に出場できるダンスエアロのコンテスト「ルーキーコンテスト」なども開催される。展示内容、イベントともに、スポーツ・フィットネス業界の「いま」だけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたビジネス展望と、その後のビジョンなど、業界の将来のマイルストーンになるような企画で構成されている。フィットネス・スポーツ業界のトレンドをチェックできる絶好の機会だろう。

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