NEXT98
27/64

★ピラティスアライアンスの養成情報はP31に掲載アスリエ あざみ野店水曜日 15:20~16:20木曜日 13:15~14:15このプログラムを受けるなら!など、分かりやすい内容で、日常に活かしやすい内容を選んでいます。」 現在は、この4月よりアスリエあざみ野でヨガ/ピラティスに特化した会員を新規導入し、スクール形式で提供している。今後、この指導シナリオを形式知化することで、より多くのピラティス指導者にも活用して貰えることを目指している。 その他、高田さんが経営するピラティスアライアンスは全米トップシェアのピラティス流派ピークピラティスのライセンストレーニングセンターでもあることから、米国で開発される新しいプログラムやギアをいち早く日本に導入し、ピラティスをより分かりやすい楽しいものとして発信していくことを計画している。 米国でピークピラティスを展開するマッドドックディベロップメントは、その傘下にスピニングやレジストボール、サスペンション系のクロスコア、ケトルベルコンセプトなど、フィットネスギアのブランドを揃えてきている。高田さんは米国のトレンドと今後の日本における展望についてこう話す。 「ピラティスはビジネス的には確実にフィットネスと融合しつつあります。その一方で専門性の高いピラティスインストラクターたちは、脳神経系などよりディープな面からのアプローチを探求しており、二極化が進んでいます。日本でも両方の取り組みが必要だと感じます。個人的には近い将来、ピラティスによるモーターコントロールや、ピラティスの生理学などの研究をまとめ、ピラティスの価値を違う切り口からも伝えていきたいと思います」指導が難しいとされるグループでのマットピラティスのレッスンをフィットネスクラブで担当しつつ、常に指導法をブラッシュアップしてきている。 その高田さんが今実際に提供しながら開発しているのが「ピラティススクール」。グループレッスンでも、毎回興味を持って参加して貰える仕組みにすることで、より確実な継続と効果に繋げている。 「日本のフィットネスシーンになかなかピラティスが根付かない理由の一つに、グループでのピラティスが、参加者にとって難しく、退屈に感じやすいことがありました。ピラティスのようなコンディショニング系のエクササイズは一般的に繰り返しが多く、いくら身体のためとはいえ、相当高いモチベーションがないと続けることが難しいという現状があります。心理学的な観点で観察していると、単純にエクササイズとして実施するのみならず、学習性をもたせることがピラティスを継続している方の軸にあるように感じられています。そこで、毎回違うテーマを設定して、テキストも用意し、頭でも身体でも理解できるように動きを選択してレッスンを構成する手法を考えました。テーマは『姿勢』『呼吸』 日本にいち早くピラティスを導入し、ピラティスアライアンス代表として2004年よりピラティス専門スタジオの経営も成功させてきている高田香代子さん。自身もトップインストラクターの一人として、世界のカンファレンスでプレゼンテーションしたり、参加したり、本質的なピラティスで学ぶ楽しさをテーマ設定に沿って動きを選択していく。新しいピラティス指導シナリオ。ここが新しい!11ピラティススクール 考案者・お話を訊いた方高田香代子さんピラティスアライアンス代表恵比寿と鎌倉にピラティス専門スタジオを経営。養成コースやワークショップ企画・開催も定期的に行っている。ピークピラティス レベルⅣマスターインストラクター。ピークピラティスフル認定。海外のフィットネスプログラム情報にも通じており、株式会社文教センターで商品開発にも携わる。2012年筑波大学大学院ビジネス科学研究科にてMBA修了。現在同研究科博士課程にて心理面に着目した運動の継続についての研究を進めている。May,2015 www.fitnessjob.jp27

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です