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 プレコリオのグループレッスンの効用でもある動きを覚えながら上達できることや、グループでの一体感が楽しめること、低コストでレッスンの提供が可能になることなど、参加者がこれまで抱いていたピラティスへの印象を一新させられる可能性を多く秘めている。ピラティスが“分かりやすい”“楽しい”“一般生活者向け”プログラムとして改めて広がるきっかけとなることが期待されるプログラムとなっている。ラティスの分かりやすさや、楽しさに注目しました。動きはプレコリオで、曲のビートに合わせながら動くのですが、ピラティスの原則に忠実です。動きを続けるトランジションの部分でダンスのような表現が楽しめる部分があります。ダンスレッスンのような爽快感に惹かれて繰り返し参加いただくうちに、自然にピラティス本来の効果が得られることが特長です」 指導者にとって指導しやすい点も、ピラティスを広く浸透させるうえで有効だ。プレコリオ形式で、曲と動きの流れが決まっているため、指導者はその流れを覚えつつ、参加者へのモディフィケーション(難易度や強度の調整)方法を学ぶことで指導がスタートできる。コアフィットネスワークアウト青山木曜 20:30-21:30担当 Junko (Rhythm Pilates ジャパン代表)このプログラムを受けるなら!界のピラティスインストラクターがオンライン教材として広く活用する「ピラティス・エニタイム」で唯一の日本人ファカルティを務める高橋なぎさんが日本に紹介するのが、リズムピラティス。ダンスとヨガの要素を採り入れたピラティスで、ダンスのように曲のビートに合わせて動くのが特徴だ。高橋さんは、同プログラムを開発したリサ・ハバードさんを日本に招へいして2014年12月に第1回目の養成コースを実施。今後も日本での指導者育成を進めていく。 「日本では、ピラティスに対して“難しい”“退屈”“お金持ちの人向け”といったイメージを抱いている方が多いのですが、本来は、リハビリから生まれたメソッドで、低体力者やご高齢の方からアスリートまで、広く取り組んでいただけるものです。日本でもより多くの方にピラティスに親しんでいただこうと、リズムピ 日本では、まだ11人しかいないPMA(ピラティス指導者の国際的な資格・教育基準を設定する機関)認定インストラクターの一人で、世ダンスのプレコリオプログラムとして浸透目指す。ピラティスの基本動作を、曲のビートに合わせて楽しく続けて効果に繋げる。ここが新しい!2リズムピラティスRhythm Pilates開発者リサ・ハバードさんダンサーのバックグラウンドに加えて、ジャイロトニック、ヨガの資格も保有。リズムピラティスの創始者であり、BASIピラティスのシニアファカルティーとして知られている。ピラティス関連のDVDやテキストなど出版物も多数あり、アメリカのピラティス専門誌『ピラティススタイルマガジン』では二度表紙を飾っている。ピラティス指導歴14年。南カリフォルニアでプライベートスタジオを運営している。お話を訊いた方高橋なぎさんスタジオリバースディレクターPMA認定インストラクター。世界中の優秀なピラティスインストラクターが世界へさまざまなピラティスを発信するピラティスエニタイムに日本人初講師として出演する。帰国子女の強みを活かし、海外講師の養成コースやワークショップなどで通訳を務めながら世界のトップインストラクターたちとのネットワークを築いてきた。2013年3月スタジオリバース設立、日本コアフィットネス協会理事。インストラクター・オブ・ザ・イヤー2014特別賞受賞。May,2015 www.fitnessjob.jp19

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