NEXT98
14/64

Yoga考案者・お話を訊いた方本橋恵美さんフリーランストレーナー。ヨガ・ピラティスを主体としたトレーニングを専門に、プロ野球・ラグビー日本代表・オリンピックメダリストなどトップアスリートへ指導。体幹を重視した「アスリートピラティス」「コアパワーヨガ」、「Pillar Yoga」「COREVITY」を考案・指導者育成をしている。株式会社ライフウェルスタジオプロデューサー、メーカー数社のアドバイザーなども務める。Training Center 11執筆者。日本工学院八王子専門学校非常勤講師。講演活動(Perform Better Japan、JATI、など)多数。著書『スポーツに効く!体幹トレーニング』『大人の体幹トレーニング』3ピラーヨガする新しいヨガプログラムとして開発~指導者養成を進めている。 「ピラー」とは「支柱」を意味し、理想的な体幹の状態に近づける38のヨガポーズでシークエンスが組まれている。そこには、近年広がる“体幹トレーニング”への誤解を解くとともに、 “体幹”をとことん追求する中で生まれたメソッドが内包されている。本橋さんはこう説明する。 「『体幹トレーニング』というと“固める”意識を持つ人が多いのですが、実は体幹部をしっかり緩めることも大切です。また、全身が協調して思い通りに動かせるように、身体への気付きを高めることもこのピラーヨガの目的です。そのためには体幹部位のみを強化するのではなく、全身の筋肉の「収縮と伸張」を繰り返し、筋肉の拘縮部位を弛緩させ、適切な可動域を獲得することを意識しています。また、『体幹トレーニング』というと、インナーマッスルを活性化することをイメージする人も多いですが、ピラーヨガでは、そのさらに奥にある内臓、血管、神経などにもアプローチします。免疫系、内分泌系、自律神経系の機能を高めるヨガのポーズを採り入れ、内臓機能を高めることで、ホメオスタシス(恒常性)を正しく保つことができるのです。日常生活において健康で、またスポーツにおいてハイパフォーマンスを発揮するためにはまず内臓機能を高めることが重要です。このメソッドはそうした身体の内側と外側の機能改善に効果的であることを指導者の方に知っていただきたい、その想いを込めて独自のメソッドを構築しました」 ピラーヨガの養成コースは、解剖やヨガのポーズに関する講義の他、内臓機能についての講義が多くを占める。まず指導者たちに、その重要性を啓発したいという思いからだ。 「たとえ養成コース中に内臓機能についてマスターできなかったとしても、トレーニングやフィットネス指導者として、その大切さに気づいて欲しい」と本橋さんは強調する。 「今後は、クライアントの身体を適切に『Assessment(評価)』し、『Plan of Action(プラン)』できる指導者育成に力を注いでいきたいと考えています」 いち早く“体幹”に着目し、ヨガやピラティスの効用をアスリートにも提供してきている本橋恵美さんが考案したピラーヨガ。フィットネスクラブやホットヨガスタジオを展開する株式会社ライフウェルがオリジナルで開発したいと考えていたプログラムコンセプトと、本橋さんが独自で開発してきたコンセプトが合致。同社のホットスタジオを中心に展開体幹トレーニングとヨガの融合。体幹を内蔵機能から考え、全身の動きを効果的に支える身体の支柱(ピラー)をつくるヨガ。ここが新しい!ヨギスタイル町田ライフウェル相模大野、浜松、溝の口リヴィタップ東戸塚、新松戸、ときわ台このプログラムを受けるなら!14May,2015 www.fitnessjob.jp

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です