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学生トレーナーの活動&フィットネス業界へのイメージ調査トレーニングの目的を明確に 私は女子ラクロス部に選手兼トレーナーとして所属しているので、グラウンドでは選手として練習し、ウェイトトレーニングの時間はトレーナーとしてサポートしています。授業や練習、メニュー作成などやることが多く大変ですが、東海大にはスポーツサポートシステムに入りたくて入学したのでとても充実しています。高校時代の部活動でトレーニングをしていた時は言われるままにやっていたので、自分がサポートする際は目的までしっかり伝えることを心掛けています。お話を聞いた方渡邉なつみさんお話を聞いた方古屋諒児さんお話を聞いた方小林寛和さんお話を聞いた方北澤俊哉さん現在の活動とギャップが大きい 元々トレーニングが好きだったのでトレーニング部門に所属し、今は2013年度に全日本大学選手権で優勝した男子バスケットボール部にフル帯同しています。今はチーム単位でアスリートのサポートをしているので、訪れる人それぞれで世代や性別、目的が異なるフィットネス業界でのトレーニング指導は、今の活動とギャップが大きく、イメージするのが難しいので情報を得られる場が増えるといいなと思います。夢への過程としてフィットネス業界へ 私は卒業後、フィットネス業界への就職を考えています。現在は大学の男子ラクロス部でトレーニングサポートをしているのですが、そういった活動を続けながらフィットネスクラブやパーソナルジムで経験を積みたいと考えています。アスリートへのサポート活動や自分でパーソナルジムを開きたいという夢があるので、フィットネス業界でスキルアップしたいと考えています。プロのトレーナーを目指すうえで、フィットネス業界は必要な経験が積める場所 フィットネスクラブ会員の世代や悩みは人それぞれ。幅が広いからこそ、相手に合わせた指導方法や接客を学ぶことができ、トレーナーとしても社会人としても経験を積むことができます。また、一緒に働くトレーナー、インストラクターの方から学ぶことも多いはず。トレーナーの仕事は枠が少ない分、実力はもちろん人脈が大きな強みになります。資格取得も大きな武器に。就職先を紹介してくれる団体も! 就職活動をする際、資格を持っていることで選択肢が広がることも多くあります。資格取得支援制度を設けているフィットネスクラブも多いので、①経験を積める②お金を稼げる③資格も取得できる…と、フィットネス業界には短期間で大きく成長するチャンスがあります。講座を開講している団体が就職先を紹介してくれるケースも増えているので、こまめにチェックしてみましょう。現在の活動内容を教えてくださいQフィットネス業界への就職を考えていますか?Q小さな成功を喜んでくれるのが嬉しい 普段は硬式野球部、女子硬式テニス部の学生ストレングスコーチをしていますが、それ以外にゼミの活動で高齢者の運動サポートを行っています。普段トレーニングのサポートをしている選手と違い高齢者の方は簡単な動作でも身体がついていかない場合が多いのですが、その分小さな成功を喜んでくれるので、自分も嬉しくなりますし、やりがいを感じます。卒業後は大学院に進む予定ですが、高齢者や子どもの運動サポートに携わりたいと思っています。まとめ日々トップアスリートをサポートする学生トレーナーは、どういった活動をしているのか?そして、そこで培った知識とスキルを活かせるフィットネス業界への就職をどう考えているのか――。今回取材にご協力いただいたのは、東海大学体育会クラブでトレーナーを務める大学3年生の皆さん。学生トレーナーとして経験を積み、将来について考える時期にお話を伺った。March,2015 www.fitnessjob.jp49

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