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CASE10ヨガを軸に広がる好奇心が〝きれい”の源鮑子麻衣 さん *ホットヨガスタジオLAVA自由が丘店インストラクター&トレーナー わずか1時間のヨガ体験からヨガの虜になり、2年間のLAVA会員を経てOLからヨガ・インストラクターに転職した鮑子麻衣さん。指導歴は7年を迎える。現在ではトレーナーとしても活躍しているが、「身体づくりのプロとして一人ひとりの女性をサポートしたい」と、ヨガを軸に広がる好奇心と向上心は高まるばかりだ。 「ホットヨガを選ぶ人は、体型だけでなく自分の内面を変えることを求めている人が多い」と鮑子さん。「変わりたいと望んでいる一人ひとりの女性に近い距離にいて、それぞれが望む心身の〝体型”をサポートできること」にやりがいを感じている。 鮑子さんが現在特に注目しているのが、冷え性解消や女性ホルモンの調整などにより、〝女性性”を引き出すことを目的とする「インナービューティ・ヨガ」。19歳~70歳代まで参加者層は幅広く、美意識の高い人たちの関心を集めている。 「人生経験豊かな大先輩たちには素敵な女性が多い。そうした人たちに自分が何かしらを提供できることも喜びです」 レッスンでは、「インストラクターとして伝えたいことは何か。それをどう伝えるか」を常に意識しているという。 「妻や母の顔を持つ女性は、『個』の部分を忘れがち。いつしか心が息切れしてしまう。ヨガを通して自分と向き合い、心の声を聴いて、本来のなりたい自分になってほしいと伝えたいと思っています」 参加者の疲れ具合やストレスのたまり具合、嫌なことがあった人、心配事のある人などが混ざり合ってクラスの雰囲気を作り出す。スタジオに入ったとたんにそうした雰囲気もわかるという。 「レッスンをしている間だけでも、今ここにいて幸せ、と感じてもらいたい」 鮑子さんは、声がけやペースの調整に気を配り、常に目の前の生徒さんたちのリアルな状態を感じながらのレッスンを心がけている。 スポーツウーマンでもある鮑子さん。3年前から「ウェイクボード」「スタンドアップパドルボード」というウォーターアクティビティを始めた。最近ではヨガと一緒にやることもある。 「ジムとヨガ、ランニングとヨガ、○○とヨガというように、ヨガを身体のメンテナンスとして活用している人が増えています。今後の目標は、身体のプロになること。2年前に『均整術』の資格を取得し、最近は東洋医学の食事療法「アーユルヴェーダ」にも関心があります。やりたいことが次々出てくるのは楽しいし、それを追求していくのも楽しいです」 その好奇心が自身と女性たちの〝きれい”の源になっている。LAVA公認ヨガインストラクター。2008年にホットヨガスタジオLAVAにインストラクター未経験で入社。現在はレッスンを担当しながら店長兼プログラムトレーナーとして活躍。人材育成にも携わる。鮑子さんの美のキーワードインナービューティ・ヨガ「インナービューティ・ヨガ」。”女性性”を引き出すことを目的としたホットヨガのプログラム。近年トレンドとなっている膣トレーニングをはじめ、冷え性解消、卵巣の環境をよくしたり骨盤の筋肉を鍛えたりして女性ホルモンを調整する。30March,2015 www.fitnessjob.jp

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