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ジャパンフィットに集まったインターナショナルプレゼンターたち。左から、竹ヶ原佳苗さん(日本)、ルドヴィックさん(フランス)、レミーさん(フランス)、カティアさん(ロシア・ギリシャ)、パウウェルさん(フランス)、チャンミンさん(韓国)渋谷で開催されたジャパンフィット2014には、延べ約900名が集結。日本のダンスフィットネスシーンをリードする。2015年は、10月24日(土)・25日(日)に開催予定。 今回ジャパンフィットで来日したプレゼンターの活動拠点は、レミー(フランス)、ルドヴィック(フランス)、ステファノ(イタリア)、カティア(ロシア)、パウウェル(ポーランド)。 フランス・イタリア・スペインなどラテン系の国々を中心に、ロシアやギリシャ、ポーランドなどで、ダンスエアロビクスやダンスムーブメントを多用するステップエクササイズの人気が高い。これらの国々では、イベントやコンベンションも数多く開催されており、インストラクターが育ちやすく、インターナショナルプレゼンターとして世界で活躍するインストラクターを数多く輩出してきている。 今回来日したプレゼンターが共通して人気プログラムとして挙げたのが、ダンスエアロビクスとステップクラスである。ロシアとギリシャで活動するカティアは、こう話す。 「ダンスエクササイズはとても人気があって、ダンススタジオでもフィットネスクラブでも人気があります。流行りのミュージックスタイルに合わせて、ダンススタイルも変わっていくので、参加者の方々も音楽やライブに並ぶエンターテインメントコンテンツの一つとして、ダンスフィットネスに参加しているように感じます」 近年、欧州各地で毎週のようにコンベンション(複数のプレゼンターがレッスンを行うイベント)が開催されており、プレゼンターの交流もさかんで、より人々を惹き付けるレッスンスタイルが開発されてきていることも、根強い人気を支えている。フェイスブックやユーチューブなどで、コンベンション情報やレッスン動画が配信され、世界的に情報共有が行われていることも、ダンスフィットネスの進化を加速させている。 トレーニング業界でここ数年注目されている「ファンクショナルトレーニング」についても、ラテン系の国々では、スタジオプログラムとして人気が高いという。スタジオで行う自重を使ったサーキットトレーニングとして、スタジオインストラクターによって開発されている。動きの要素としては、バランス、コア、可動域に着目し、全身の連動をつく近年グループエクササイズインストラクターたちが視察に出かけるエリアとして人気が高いのが、フランス、イタリア、スペインなど欧州のラテン系の国々。2014年10月に開催されたジャパンフィットのプレゼンターとして来日したインターナショナルプレゼンターたちに、現地の最新動向を訊いた。Trend.7ダンスフィットネスがエンターテインメントにTrend.8ファンクショナルトレーニングクラスも人気欧州(ラテン系諸国)のフィットネストレンドFitness Trends in Europe(France,Italy,Spain)18December,2014 www.fitnessjob.jp

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