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運動指導者の活躍モデルProfi le名前 高橋友見子さん(49歳)肩書き フリーインストラクター資格 健康運動指導士・介護予防運動指導員・ シナプソロジー教育トレーナー 「シナプソロジー」がリリースされたのは、2011年11月年。楽しい雰囲気の中で、五感を刺激し、脳内のシナプスの働きを活性化することで認知症予防に繋がることが社会的にも注目され、メディアでも多数取り上げられている。その効果が認知症予防だけでなく、脳や身体活動のパフォーマンス向上にも有効であることから、ルネサンス以外の導入施設数も20企業43店舗と急速に浸透した。指導者育成も積極的に進めてきており、現在までにインストラクターの育成が出来る68名のシナプソロジーの認定ンストラクター教育トレーナーのもと、シナプソロジーインストラクター約1,300人が誕生し、フィットネスクラブ、企業研修や福利厚生プログラム、介護予防プログラムなどに広く導入されてきている。2013年からは、一般生活者向けに気軽に学べる「シナプソロジー普及員養成講座」もスタート。こちらもすでに認定者は1,300名を超えている。また、今後市町村での住民による自主的な介護予防活動が推進されることを受けて、シナプソロジー普及員養成講座を開催できる指導者認定「アドバンスインストラクター養成コース」も開設した。 同プログラムの開発と、指導者育成や普及を進める株式会社ルネサンス執行役員の望月美佐緒さんは、同社ヘルスケア部門担当役員として介護予防事業の拡充にも邁進している。今後の環境変化で注目している点について、このように話す。 「2015年の法改正で、介護予防サービスにおける市町村のサービス提供範囲が広がることもあり、自治体の方から来期に向け『企画提案して欲しい』という要望をいただき始めています。自治体の懸念としては大きく2つあると考えられます。1つは自治体の介護予防事業の対象者にこれまで要支援認定を受けていた方も加わることで、サービスの提供範囲が内容的にも人数的にも増えること。もう1つは、これまでの地域支援事業が対象としてきた高齢者よりも、虚弱の高齢者の層が増えることです。自治体がこうしたサービスを自主運営するケースは既に少なくなっていますので、運動指導のノウハウを持つフィットネスクラブやNPO法人などの諸団体への委託案件は確実に増えることが予想されますが、それを事業として受託していくうえでは、強みのあるコンテンツを持ち、自治体から選ばれる存在になることも重要です。シナプソロジーは認知機能向上のエビデンスもありますので、今後多くのフィットネス関係者の方々に、このプログラムを活用して介護予防サービスにも取り組んでいただけたらと思っています」 望月さんによると、現在自治体から指導ニーズの高い分野は、「健常な高齢者や周りのやや虚弱な高齢者を支えていくサポーター養成事業」と「認知症予防」で、特に認知症予防については、一般的には脳トレやゲームなども効果があるとされるが、現在のところ科学的エビデンスが得られているのは運動のみであるという。シナプソロジーは、認知症専門医が経営するデイサービスにも導入されており、医療関係者からも支持されるプログラムとなっている。望月さんは介護予防分野で今後確実に運動ニーズが高まる中、フィットネス事業者や指導者の強みを見直して社会に提案していきたいと話す。 「シナプソロジーは運動を対象者に合わせてモディフィケーションできることも強みであり、介護度の高い方からシニアアスリートの方々まで効果的にアレンジして提供することができます。また、プールを持つフィットネス関係者にとっては、プールを絡めた提案もぜひ推したい部分です。水中では、陸上よりも安全に効果的なエクササイズが可能なので、膝・腰など関節の機能改善とアクアのシナプソロジーを組み合わせたプログラムなどは今後提案していきたいプログラムです。さらに、2015年以降は市町村によるサービスに参加した高齢者が運動を継続できる場づくりも課題となりますが、クラブで介護予防サービスを提供することで、フィットネスクラブに足を運んだことがなかった高齢者の方々が、同年代の高齢者が数多くいることで安心感を持って通い始めるケースも多くあります。介護サービスに頼らず自身の健康維持を楽しみながら続けていただけることは、ご本人にとってもご家族にとっても自治体や国にとってもいいことです。今後の自治体の活動をサポートしつつ、我々の強みを活かした提案を続けていきたいと思います」 レジャープール・スイミングクラブ運営会社に入社後、フィットネス部門の新店舗立ち上げを経て、退職後、フリーとして活躍。 現在は、スポーツクラブでのレッスン業務の他、ルネサンスの受託している自治体の地域支援事業で介護予防指導に携わる。また、シナプソロジーの教育トレーナーとしてシナプソロジーインストラクター養成業務など幅広く活躍している。高齢者運動指導サービスCASE03お話を聞いた方望月美佐緒さん株式会社ルネサンス執行役員 ヘルスケア事業本部ソフト開発部部長シナプソロジーMessage 認知症予防教室などでシナプソロジーを取り入れることで、表情の乏しかった人が微笑む、声が小さかった人が大声で笑う、会話が弾みコミュニケーションが活発になるなど、それまで苦心していたことが一気に解消しました。電気のスイッチの場所を間違えずに消せるようになった、次にやるべきことがすぐに思い浮かぶようになった、自転車に乗っていても危険回避する時はペダルから素早く足を下ろせるようになったなどの話を聞き、シナプソロジーを行なうことによって、教室に参加してくださっている方が、日常生活で数々のベネフィットが得られていることを実感中です。November,2014 www.fitnessjob.jp23する拡大高齢者マーケットを狙え!

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