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お話を聞いた方 幕田純さんRIZAP株式会社 営業サポート部 教育/統括トレーナーNSCA認定パーソナルトレーナー、CSCSの資格を持ち、全日本男子ハンドボール強化合宿にトレーナーとして参加経験もある。ライザップでのトレーニング理論と栄養理論構築およびライザップトレーナーとして働くための1ヶ月研修プログラムの開発や育成の他、ライザップブランドの食品開発にも携わる。を究極的に高めたサプリメントも開発した。 食品でも「低糖質パン」や「低糖質パスタ」「低糖質アイス」などを用意し、パンやアイスはチョコレート味なども楽しむことができ、ダイエット期間中の食事を多面的にサポートしている。 こうした商品によるサポートに加えて、心理的サポートも充実している。担当トレーナーがカウンセリング時から食事と運動をともにサポートし、毎回の食事の写真をとってメールで送って貰っている。担当トレーナーは、食事指導を切り口にしながらも、期間中のゲストのモチベーションを支えるメッセージを送り続ける。毎日やりとりされるこのコミュニケーションの重要性について幕田さんはこう話す。 「ライザップでのトレーニングは1回50分か80分で、週2回が基本です。週168時間の中でトレーニングの時間はたったの2~3時間。いかに残りの165時間をサポートできるかが成功への鍵を握ります。メンバーがひとりになった時でも、気持ちとして『一人じゃない』と思っていただけるよう配慮しています。メールサービスの他に、会報誌も発行し、他のメンバーの方々も頑張っていることや、それをサポートするトレーナーや本部スタッフの想いも紹介して、常にライザップとの繋がりを感じていただけるようにしています」 ライザップでは、既に数多くのダイエット成功者を生み出しているが、サプリメント商品のバージョンアップやラインアップの拡充、コミュニケーションツールとして専用アプリの開発なども行っている。 「たった2ヶ月」として始めた人も、リバウンド予防や、さらなる効果を目指して、半年以上継続される方も多いという。ライザップを経営する健康コーポレーション株式会社は、美容関連商品開発からスタートしており、健康食品の開発から、フィットネス業界に参入し、施設運営もライザップを皮切りに、総合クラブの運営にも乗り出している。成長企業からの新たな提案が今後も注目される。September,2014 www.fitnessjob.jp19

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