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KINETIKOS www.kinetikos.jp パフォーマンスアップを得意分野とするトレーナーであり、ファンクショナルジム経営をするトラヴィス・ジョンソンさんと、谷佳織さんが企画運営。世界のトッププロフェッショナルたちが発信する情報が、毎日追加されている。日本語と英語で情報が収集できるだけでなく、オンラインでのセミナー受講も可能。 サイトへの登録は、無料で読める「サンプルコンテンツ」から、すべてのコンテンツにアクセスできる有料の「通常コンテンツ」などのコースがあり、有料コースに申込むと、マイページにお気に入りの記事を保存するなど様々な機能が活用できる。 2013年サービスを開始。コンテンツ提供者は、理学療法士やドクターから、パーソナルトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーまで幅広い分野のプロフェッショナルがお互い学び合える内容となっている。フィットネスやトレーニングのプロフェッショナルたちによるインターネット上での情報共有が世界規模で盛んになってきている。日本語で参加できる情報プラットフォームが新登場。日本語と英語の原文両方で情報収集!WHAT。この各段階で、自分が最も確信が持てる方法を選ぶことが大切で、それでも必ず例外はつきもの。そこで、また基本に戻って学び続ける。トレーナーという仕事は永遠に学び続ける仕事です。努力を続けなければならないのは大変できにも活用していこうというのが、この考え方だ。エネルギーを蓄えるように引き伸ばす方向や速さ、その反動をいかに活用するかなど、効率的に動きの中で生まれるエネルギーを活用するための身体の使い方が追求されており、その情報共有がさかんになされている。 また、TRXのようなサスペンショントレーニングは、理学療法の分野に急速に浸透しているが、そうした動きもキャッチできる。TRXは吊り掛け部分の支点が1点であることから、回旋の負荷がかかることが大きな特徴の一つ。不安定要素が多くなることで固有受容器に多くの情報が提供されることが、リハビリの世界で注目されている。トレーナーだけでなくストレングストレーナーや理学療法士など、様々な分野の人が同じ情報を共有することで、それぞれの仕事のパフォーマンスも高められるようになっていくというわけだ。世界のプロフェッショナルと共に学び続ける キネティコスの情報は英語で発信されるものが多いことから、記事は日本語翻訳と、英語の原文の両方が掲載されている。そのため、そのバイリンガルを目指すプロフェッショナルにとっても貴重な情報となる。また、米国で学んできたトレーナーにとっても、トレーニングの専門知識を日本語で伝える際に参考になるはずだ。 谷さんとトラヴィスさんは、日本のプロフェッショナルにも、情報共有を呼びかける。 「キネティコスでは、今後も様々な分野のプロフェッショナルがお互いに情報を共有できるよう、バランス良く情報を発信していきたいと思います。あらゆるキャリアのトレーナーの方々にも、それぞれに活用していただきたいと思っています。トレーナーとして働き始めたばかりの時は、まず基礎力となる基本原則を知ることが必要。最も時間がかかり、時には面倒くさいと感じる部分でもありますが、キネティコスに日々目を通していただくことで、日々の積み重ねで基礎力が高められます。その後、トレーナーとして成長していくうえで大切とされることが、解決すべき問題について、WHY↓HOW↓WHATの順番で考えること。WHYは先ほどの基本原則。トレーニングで言えば科学的根拠や動きの原理原則を知ること。そのうえで、課題を解決するうえでの戦略がHOW。そして、実際何をするかを考えるのがシナジーセンター傷害予防、リハビリからパフォーマンス向上まで、身体機能向上に強みを持つマイクロジム。世界最新のトレーニングに精通する指導者が、パーソナルとスモールグループでセッションを提供している。シナジーセンター東京都港区白金台5-11-203-5422-7100http://synergycenter.jp/すが、見方を変えれば、ワクワクしながらチャレンジし続けられる仕事です。キネティコスを通じて、そのワクワク感やチャレンジを共有し続けられたらと思います。日本の業界からの情報発信は世界にも有益な情報をもたらすはずです」December,2013 www.fitnessjob.jp11

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