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子どもに習わせたい習い事ランキングでは常に上位に位置する水泳。歴史深いベビースイミングは今も変わらず人気プログラムだ。しかし、ルーティンを繰り返すだけでは、今どきのママたちのニーズには応えられないとNAoMYさんは警鐘を鳴らす。日本マタニティフィットネス協会ディレクターでベビーママアクアの第一人者である彼女にお話を伺った。小林 最近のフィットネスクラブでのベビースイミングの立ち位置に変化はありますか?NAoMY 良い意味でも悪い意味でも、変わらないです。昔から変わらず、ベビースイミングには人がいて、無くなることのないプログラムですね。小林 それは、とても良い市場ってことよね。反面、フリーインストラクターの活躍の場は少ないと感じるのですが、いかがですか? NAoMY 市場が安定しているからこそ、プロフェッショナルを置かずに、ルーティンで行っていける側面もあるでしょう。小林 なるほど。この時期は、ママの身体にとっても、赤ちゃんにとっても、大切な時期で責任重大。そこをプロフェッショナルが指導しないのはもったいない上に、少し危険に資格取得・講習会・勉強会・施設登録に関するお問い合わせは協会まで〒152-0035 東京都目黒区自由ヶ丘1-4-6 ヒューマン・ハーバー4階 TEL: 03-3725-1103 FAX: 03-3725-1104HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp認定インストラクターは全国の商業スポーツ施設・医療施設場等で活躍しています。協会プログラムにご登録に頂き指導することができます。マタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事も感じますが…。NAoMY 親子のプログラムは親子両方にとって良いことが理想。ママの身体、子育て中の精神的フォロー、子育てに対する勇気づけも必要です。ベビースイミングはどうしてもベビーへの指導が中心で、そこがフォローされていないです。指導者には、指導力とサービス力が必要ですが、ベビーへの指導ばかりでママの求めていることは提供できていないと感じます。小林 ベビーだけでなく、ママもお客様という認識がまず必要ですね。ママたちが求めているものとは何でしょうか?NAoMY 優しくしてもらい、○○ちゃんのママではなく、一人の女性として認めてもらうことです。ママが楽しいと思えば子どもも楽しく、ママが笑えば子どもも笑う。ママたちが楽しい、気持ちいい、快適と感じることが大切だと思います。小林 ベビーにとっての一番の味方はママですからね!NAoMY はい。日常生活から離れて『幸せだから、だっこする。この子を産んでよかった』とママたちに感じて欲しいと思って指導しています。小林 ベビースイミングのコーチがベビーママアクアを学んで頂ければ、ママの産後の身体の変化や考え方など新しい知識が入り、レッスンがもっと良くなりますよね。集客の良いベビースイミングですが、だからそのままにするのではなく、学ぶことでママたちの満足度はもっと上げることができると思います。また、ベビーママアクアでママたちが体を動かす楽しさを実感し、プログラム卒業後にママが会員になる可能性も大いに考えられます。ベビーママアクアは施設にとっては他クラブとの差別化になり、フリーのインストラクターにとっては、指導の幅を広げる可能性もあるプログラムですね。今も昔も人気のベビースイミング。今どきのママたちを満足させるには?塚崎NAoMY日本マタニティフィットネス協会ディレクターWOMEN-BAB-NET代表湘南とつかYMCAにてN7807Y

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