NEXT74号
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株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。高橋順彦Profi le高橋順彦の2009Trainer of the Year!Norihiko Takahashiトレーナーのための読書入門新社会人に読んで欲しいオススメの3冊vol.18THESE DAYSnanoスタッフ全員で新年度に向けた決起集会(飲み会です・笑)を開催しましたとしての武器(引き出し)が増え、クライアントも今までになかったサービスを受けられるようになります。ビジネスの視点で見た場合も、非常に有効な「資格」として役立つと思いますので、ぜひこれらの資格にトライしてみてください。(詳細は本誌の30ページNESTAの広告ページをご覧ください)。東京だけでなく、大阪、名古屋でも定期的に資格講習を行っていきますので、ご興味のある方は以下、東京事務局までお問い合わせください。TEL:03-5289-7565 mail:tokyo@nesta-gfj.com 次回は、ランナーのマーケットについてお話をしていく予定です。サプリメントも含めた微量栄養素の摂取法などを反映させた食生活を確立することが大切なのではないでしょうか。健康・フィットネスに関わるパーソナルトレーナーは多くのクライアントの方達にこれらを啓蒙していくことが使命であると考えます。 我々NESTAでは、ダイエット、健康、スポーツなど様々な目的をもったクライアントの食生活をサポートできるトレーナーを育成するために、昨年「フィットネスニュートリションスペシャリスト」という資格をリリースしました。この資格では、栄養学の基礎的な知識を学び、個々のクライアントが目標を達成するための適切な食生活のアドバイスが出来るようになることを目指します。 また、今月新たに「パワーサプリメントスペシャリスト」という資格をリリースし、スポーツ愛好家やアスリート達が競技パフォーマンスを向上させるために、食事+αで「どのような」「どのタイミングで」サプリメントをとればよいかがアドバイスできるトレーナーを育成していくことになりました。 これらの資格を取得することで、トレーナー いよいよ新年度がはじまりました。世間的には就職だったり、転勤をしたり…何かしら変化があるのがこの時期ですが、皆さんは何か変化がありましたか?私は2月に第二子が生まれてからしばらくイクメン活動をしていたのですが、4月からはイクメンを続けながら仕事に復帰しています。イクメン活動をしたことで新たな発見が沢山あり、明らかに仕事の仕方が変わってきました。 さて、そろそろ本題に入ります。今回は「栄養(ニュートリション)のマーケット」について展開していきたいと思います。 「食」の情報が氾濫している現在、栄養のことをしっかりと理解して日々食事をしている人はまだまだ少ないと思われます。テレビでリンゴがカラダに良いと言われればリンゴに走り、断食がいいといえば断食にはまる…といった「おかしな現象」がよく見られます。 トレーナー的には、リンゴも断食も悪いわけではないのですが、極端な食事制限や偏食などがよくないと感じます。まずは特別な食べ方やダイエットに取り組む前に、「5大栄養素」の基礎を学び、これらの摂取量やPFCバランス、第7回 栄養(ニュートリション)のマーケット齊藤邦秀/有限会社ウェルネススポーツ代表取締役。NESTA JAPAN理事。アスリート・キャリア・サポート副理事。東山暦/NESTA JAPAN代表 アメリカでスポーツマネジメント、MBAを学ぶ。トレーナーの育成、プログラムの開発、フィットネスクラブのコンサルタントを展開。URL:http://www.nesta-gfj.com齊藤邦秀・東山暦Profi le続・パーソナルトレーナーの働き方!次世代 弊社にも新入社員が入ってきて、社内に爽やかな風を吹かせてくれています。覚えることが多かったり、求められるものが分からず、戸惑うことが多い時期だと思いますが、新人時代は仕事への取り組み方や捉え方を構築する上で非常に重要な時期です。そんな新社会人の皆さんにぜひ読んでいただきたい3冊をご紹介します。入社1年目の教科書 岩瀬大輔 ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんが、東大法学部在学中に司法試験に合格、ハーバード大学院を成績上位5%で卒業という輝かしい経歴を、いい意味で感じさせないような、ソフトで分かりやすい文体で、新人の方々向けに、仕事への心構えと具体的な仕事方法について書いてくれています。99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ 河野英太郎 報連相のコツ、会議のコツ、メールのコツなど8つのカテゴリーごとに、見開き2ページに1つのコツが明記されており、読書習慣をこれから身に付けたいと考えている新人の方には、とても読みやすいです。 取り上げている内容も「まさにその通り!」と思わせるものばかりです。伝説の新人 小宮謙一 紫垣樹郎 具体的な仕事方法も書いていますが、新人の方々にこれからの成長や社会に影響力を与えることができるという、今置かれている状況の可能性の大きさに気付かせてくれる本です。 あとがきのタイトルが「20代の可能性を眠らせるな」です。これだけ見ても、本の『熱さ』が伝わってくるのではないでしょうか。日頃、20代の方々と話していて、もっと自分の可能性を信じて、どんどんチャレンジしていって欲しいと感じることが少なくない私としては「よくぞ言ってくれました!」との思いです。 人生の中で仕事をどのように位置付けるかや、プライベートと仕事の注力の割合を決めるのは、もちろん自分自身ですが、新人時代は特に『周りの環境』によって今後の自分自身の仕事観、人生観が多大なる影響を受けます。ですから「たまたま」一緒の職場になった同僚や上司のみの仕事観、人生観のみに左右されるのでなく、今回紹介したような本からも学び、考え、刺激を受けて、仕事観、人生観を構築する際の、選択の幅を広げて欲しいと、遠回りをし続けた新人時代を振り返って、37歳の私は思うのでした。38May,2013 www.fitnessjob.jp

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