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Businessと感じていました。もっと視野を広げ、自分の可能性を広げるためにどうしようか考え、アメリカでトレーニングについて学ぶことに決めました」 とはいえ、それまで柔道一筋だった大工さんは英語が得意ではなかった。卒業後すぐに渡米するが、語学力が足りずに試験をパスできなかった。その後、必死で猛勉強し、翌年9月にサンゼノ州立大学に入学することができた。 「ファンクショナルトレーニング」の代名詞ともいえるほど、世界的に広まっているTRXサスペンショントレーニング。2011年に日本に上陸し、瞬く間に広がりを見せている。これを日本で提供するTRX JAPANの代表を務めるのが、大工大育さんだ。 代表を務めることになった経緯について、「運が良かった。TRXとの出合いは偶然です」と話す。アメリ01可能性を広げるために渡米を決意カのフィットネスクラブで働くなかでの縁が、その偶然をもたらした。 高校まで柔道に打ち込んでいた大工さんが、フィットネスへの道を志したのは、高校3年生のときに怪我をしてリハビリに通ったことがきっかけだった。柔道の推薦による進学もできたが、「自分の将来の可能性を広げたい」と渡米することを決めた。「遠征でアメリカに行ったときにすごく居心地がよく、憧れを抱いていました。また、柔道で進学した場合、その先にあるものが限られてしまうPhoto:長塚 健Dream, My My ビジネスで夢をかなえるguestvol.029TRXサスペンショントレーニングを活用し、多くの人を健康にするTRX JAPAN株式会社 代表Profile1980年大阪府生まれ神奈川県育ち。小学校から柔道を始め、高校卒業まで続ける。米サンノゼ州立大学で運動生理学を学び、在学中からジムトレーナーとして働く。アメリカでいくつかのジムに勤務した後、MBAを取得。2011年に帰国と同時にTRX JAPAN代表として活動を開始。大工大育さん28January,2013 www.fitnessjob.jp

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