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(株)フィットネスビズ 代表取締役CEO大手、ベンチャー等で、トレーナー、企業フィットネス、SV、副支配人、支配人、営業部長、営業本部長、役員を歴任後、2007年6月に独立。2008年度は富士アスレティック&ビジネス専門学校「パーソナルトレーナー学科」で講師を務める。ブログ「勇気の力」、メルマガ「L&M大学」好評執筆中! URL: http://www.fi tness-biz.net 遠藤一佳Profi le現場たたき上げ 残念ながら、「ありません」というのが正直なところです。 もちろん、気分転換に関する「日々の習慣」はありますが、それは「嫌なことを忘れるため」のものではありません。(「嫌なこと」のレベルにもよりますが)、誰でも「嫌なものは嫌」なのではないでしょうか。 よく、「一晩、寝ると忘れる」という人がいますが、私などは真逆で「起きた瞬間に思い出す」という感じです。 また、「ピンチはチャンスだ!」なんて息巻く人もいますが、そんな人に限ってピンチの時に失意のどん底のような顔をしていたりするものです。「嫌なこと」とは、徹底的に向き合ったらいいと思います。 そして、二度と同じことを起こさないように、問題を根本から解決するのです。 上記の「寝たら忘れる」という人は、もしかすると同じことを繰り返す人かもしれません。むしろ、「寝たら忘れる」なんていうことA現場たたき上げの遠藤からのアドバイスではよくないと思うくらいです(繰り返しですが、レベルによります)。 もう1つ大事なことは、「正しい心」の本を継続的に読みあさることです。私の知る限り、多くの方々が「正しい心」に関する「座右の書」を有していません。 「嫌なこと」と付き合うといっても、「心」は常に強く逞しくなっていかなければなりません。その対策に「本」は最高のパートナーです。「本」については、何冊かの良書を当社HPでも公開していますので、探してみてください。 あとは、家族や信頼できる先輩や同志に相談することですね。自分の悩みなど「大したことはない」と思える時が多々あります。 このような努力を続けていけば「ストレス耐性」は上がっていくと思います。フィットネスビズ兄に訊け!ルにもよりますが)、誰でも「嫌なものは嫌」なのではないでしょうか。 よく、「一晩、寝ると忘れる」という人がいますが、私などは真逆で「起きた瞬間に思い出す」という感じです。 また、「ピンチはチャンスだ!」なんて息巻時に失意のどん底のような顔をしていたりするものです。A現場たたき上げの仕事で嫌なことがあると、どうしても翌日に持ち越してしまいます。このような日はモチベーションも上がらず、よくないことはわかっています。効果的な気分転換法があれば教えてください。Q今回のお悩み内容フィットネスの時流を考えるコンテンツやサービスの開発・導入は自然的な流れによるものに見えますが、歴史的な流れを見てみると、生活品質、ライフスタイルの改善等へサービスが拡がっているように思えます。 「健康的で快適な日々を送る」「よく遊び働くなどのライフスタイルを築く」という顧客視点で物事を考えると、心理学や栄養学の視点からサポートするというのは、より効率的、合理的に顧客をゴールに導くという事になりますし、新しいカテゴリーを導入する事で、今までの路線ではなかなかクリアできなかった事が出来るようになるなど、イノベーションを起こす可能性も、異業種含めて過去の事例をみると高いと思います。 そういった意味ではフィットネスサービスの大きなステップアップになる事は間違いなさそうです。(個人的な見解では)導入時のポイントは、「理論的になり過ぎないこと」だと思います。 学問をサービス化させる時に理論に偏りすぎると、サービスや提案が「~ねばならない」という内容に陥りがちで結果的に、硬直的で実践的でないサービスになる事を避けたいですね。 価値観、ライフスタイルの多様化する時代、新しいサービスを導入するには、「顧客にとってシナジーするか」が判断ポイントになるかなと思います。ではまた次回に。(株)ティップネス 都心店営業部長1994年(株)レヴァン入社。2001年合併よりティップネス入社。店舗、人事、マーケティング、開発等を経験し現在に至る。ティップネス丸の内スタイル、TIP.X TOKYO等都心店事業を担当。上野和彦Kazuhiko Ueno 連載2回目になりました。「時流を考える」と称して、NEXTとコラボし、当月号の特集テーマの内容について筆者の思う事を(勝手に)コメントします。考えをシェアしてご自身の判断のブラッシュアップにお役立てください。 今月のテーマ:「続けられる!超実践的、心理学&栄養学」 フィットネスや運動のサービスは施設やプログラムの提供をドメインとした事業から、生活品質やライフスタイルの改善に寄与する事業へ転換してきました。 例えば、いまや当たり前になった「体脂肪率」は約10年前に測定サービス導入をして、新しい健康指標を提唱しました。 そこから歪みやバランスのアセスメントから不定愁訴の改善を促したりと、一つ一つの第2回 続けられる心理学と栄養学36september,2012 www.fitnessjob.jp

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