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33June,2012 www.fitnessjob.jp取得するなら、やっぱり国家資格?今持っている資格をさらに活かすには? 国家資格とは、法律に基づいて国が実施する試験(国家試験)などにより、個人の知識や技能が一定の段階以上に達していることを行政が確認し、その結果として行政のその権限に基づいて一定の活動が許可される資格のこと。 フィットネス関連資格では、国家資格を持っていることで開業して施術に対して保険が適用できたり、医療機関や専門性の高い分野での仕事に携われるチャンスが広がります。 持っている資格は何か、将来どんなお客さまに対してどんなフィットネス/トレーニング指導を提供したいのかを整理しよう。自分の強みを強めたり、弱みを補強するように資格や講座を選ぶことが最重要だが、将来的な市場ニーズが高まる分野を選ぶことも大切。人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させ、骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、整復・固定・後療等を行う。トレーナーとして痛みや障害にも直接アプローチできる。あん摩、マッサージ、指圧、針、灸などの方法で、身体のこりや痛み、不調などを調整する。スポーツ選手などのパーソナルトレーナーとして活躍している人も多い。Q2Q3AA柔道整復師あん摩マッサージ指圧師はり師・きゅう師リハビリの分野で、医師の指導のもとに、マッサージや電気刺激治療、温熱、運動訓練などで運動機能回復治療を行う。部分的な治療だけでなく、身体全体の機能向上による患部の状態改善や再発防止のために、ピラティスやボディワークを学び仕事に活かす人が増えている。栄養指導や患者の個別の状況を考慮した献立の作成などを行う。健康づくりや、身体づくり、パフォーマンスアップにおける栄養や食事の重要性が注目されてきており、アスリートや一般生活者への指導ニーズが高まってきている。主に出産を控える女性の精神的・生理的な問題に対処し、自分自身の責任において出産時の援助、出産後のケア、新生児対応の監督・アドバイスなどを行う。マタニティエクササイズや出産直後のママと子どもの親子エクササイズの現場で活躍できる。理学療法士栄養士管理栄養士助産師地域の保健医療福祉チームの一員として、子どもから高齢者、健康者から病気を持った在宅者などを、家族や近隣の人々と共に健康な生活を送ることができるようサポートする看護の役割を担う。自治体の健康サービスの企画・運営も担当する場合が多い。医療分野での資格で、介護予防サービスを提供する際に配置すべき人員用件に含まれており、高齢者の健康サービス分野でも活躍できる。保健師看護師作業療法士020406080100120020406080100120独立できる(開業して施術に対して保険が適用できる)資格医療に携われる資格地域の健康サービスに携われる資格日本の人口ピラミッドと、フィットネス・トレーニングニーズパフォーマンス向上のピラミッドと、フィットネス・トレーニングニーズアンチエイジングコアトレーニングスポーツパフォーマンスマタニティビューティキッズ親子ダンス介護予防ロコモティブシンドローム予防改善(万人)女性男性(万人)栄養ヨガセルフマッサージテーピングメンタルマネジメントモチベーションピラティス・骨盤系エクササイズTRXウェーブストレッチフレックスクッション整体・ボディケアエアロビクスダンス各種アクアシナプソロジーストレングストレーニング加圧トレーニングPerformanceパフォーマンス競技力・生活力Skillスキルスポーツの技術・日常生活動作Coordinationコーディネーション外部の情報処理能力APT-CP系高強度運動時のエネルギーシステム解糖(乳酸)系中強度運動時のエネルギーシステム有酸素系(酸化機構)低強度運動時のエネルギーシステムCorrective良い筋バランス・アライメントMovement正しい体の使い方PowerパワーMealミール食事Mentalメンタル頭脳・精神Functionalファンクショナル身体操作能力Cardiovascularカーディオバスキュラー心臓血管能力フィジカル100+9080706050403020100参考資料:右記資料に、NEXT編集部がフィットネス・トレーニングニーズを追記。日本の人口ピラミッド(総務省統計局 2010年国勢調査) パフォーマンス向上のピラミッド(NESTA理事 齊藤邦秀氏監修)

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