『月刊NEXT』 No.50
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May,2011 www.fitnessjob.jp1313フレックスクッション ファンクショナルトレーニングが日本でも浸透が進む中、テクノジムが、ファンクショナルトレーニングに親しみやすく取り組めるKINESIS STATIONをこの春リリースする。 これまでファンクショナルトレーニングマシンとして人気を集めているキネシスは、1台で何百種類のトレーニングが可能であるという自由度の高さが支持された。だがその自由度ゆえに、初心者にとってはパーソナルトレーナーがいないと使い方が分かりにくく、トレーニングルーティンも作れないという側面もあった。このキネシスの魅力はそのままに、使い方の方向づけをしてくれる6種類のマシンがこのたびお目見えする。 それぞれ、形状やグリップの位置が、これまでのストレングスマシンに似ていることから、一目見て直観的にどんなトレーニングができるのかがイメージでき、パーソナルトレーナーがいない環境でも、トレーニングを始め、継続することができる。コンパクトでレイアウトもしやすく、ジムにファンクショナルトレーニングの環境を整える第一歩として最適なマシンとなる。(関連情報P17)KINESIS STATION アスリエで4月から導入される注目プログラムは「TRX」。米国でブームとなっているサスペンデッドエクササイズの代表格。サスペンデッドエクササイズとは、天井から吊り下げた紐や布などを用いて行うエクササイズの総称で、従来の自重トレーニングとは違う方向に重力を利用できることから、ファンクショナルトレーニングの普及とともに広がりを見せている。 TRXはもともと米国海軍特攻隊の将校だったランディ・ヘトリック氏が孤島での訓練中、パラシュートのコードを戦車に引っ掛けてトレーニングを考案したことに端を発する。シンプルな形状だが、200種類の全身トレーニングが可能なので、各種競技選手のトレーニングから、立った姿勢での安定感が欲しい高齢者のバランストレーニングまで、幅広く活用できる。米国では、ピラティススタジオや、ホームエクササイズとしても広がっている。 アスリエでは、パーソナルと2~3名のセミプライベートレッスン(人数に関係なく1レッスンあたり30分3,150円)として提供していく。マシントレーニングに比べて、動きが伴うエクササイズなので、「スポーツ感覚で楽しめる」と、女性からの人気も高い。 2011年春、ピラティスの盛んなアメリカでも、この日本発のツールが広まりつつある。体力の劣るクライアントに対しても、正しい姿勢でのワークアウトが可能になり、効果を実感してもらえやすい。ピラティススタジオを中心に広がる一方で、 米国陸上代表チームをはじめ、競技チームでの採用も増えている。 日本は、2007年に真っ先にティップネスがグループレッスンで導入。4年経過した今も高集客を維持し、今年の7月には更にレッスン内容がアップデートされる予定。 フレックスクッションは、相撲の「股割り」をヒントに開発され、座位で骨盤をニュートラルに保てることが高く評価され、ストレッチ・ピラティス・ヨガと様々なレッスンに活かせるツールとして、導入するクラブが増えている。TRXTRXにぴったりのファッションはコレ!関節が動きやすく、動きが見やすい身体にフィットしたウェアがおススメです浅野俊介さん 株式会社文教センター アスリエ一之江マネージャーフレックスクッションにぴったりのファッションはコレ!春らしいスリアのレース柄ニットが素敵です。これはレギンスとセットになっています。着心地もよく、女の子らしいところが気に入ってます!目黒若菜さんピラティス認定インストラクター

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