『月刊NEXT』 No.47
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目標健康運動指導士をとる将来の夢 『ありがとう』と言われ続ける人になる2011年のyoga大原宏美さんフリーインストラクター1981年7月31日生まれ 獅子座 A型 29歳福岡大学(スポーツ科学部健康運動科学科)学校卒業後、コンサルティング、金融にて通算6年間働く。ルネサンスヨガ養成コースを経て2010年3月デビュー。 インストラクターになろうと思ったのは、会社員として働いていたとき、職場の先輩から『大原ってインストラクターにいそうだよね』と言われたことがきっかけとなった。学生時代は陸上競技に打ち込み、スポーツを続けたいと思っていたものの、自分の中で仕事とスポーツが結びつかず、日々が過ぎていた。「この言葉にハッとした」という。 「そう言われて、それまで行ったことがなかったスポーツクラブで、ヨガを受けてみたんです。そうしたら驚くほどしっくりきて、こんな仕事ができたらいいなと思いました」 ルネサンスの養成コースでは、考える力がついたことが大きな収穫だったと話す。 「養成コースでは、課題が出されて、それについてどうすればいいのかを徹底的に考えることの繰り返しでした。講師は方向性を導いてくれるものの、安易に答えをくれることはなく、自分たちで、もがきながら考えるんです。例えば身体が固い方にヨガのポーズの取り方や、そのポーズが目的とすることに近づくためには、どの様に伝えればいいかを考える。お客様の目線に立つために一日の中で一番身体が固い起床時に、ポーズを実践しその感覚を一つひとつ確認して、言葉を紡いでいきました。それをメモしたノートは5冊にもなって、今でもよく見返しています」 実感をともなう本物の言葉だからこそ伝わる。だからこそ、一つひとつ自分で考え、自分で解決策を見つけていく。その習慣が得られた今、「レッスンでは緊張感は持ち続けて臨んでいますが、迷いはありません」とプロとしての表情を見せる。 2011年の目標は、「健康運動指導士の資格をとること」。ヨガはもちろん、、より広い視野で、お客様の身体を見て、的確なアドバイスができるようになるためだ。 「将来は、経験を積み重ねて『ありがとう』と言われ続ける人になりたいです。その基盤となる力を、苦しみながらも一緒に培えた養成コースの仲間には本当に感謝しています。これからも悩むより考えることを大切にして、長くこの仕事を続けていきたいと思います」NEW FACE FILE 0412February,2011 www.fitnessjob.jp

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