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2015.07.22 水

ファンクショナルトレーニングとは-

トレーニング
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トップアスリートのトレーニングとしては当たり前になりつつある“ファンクショナルトレーニング”

聞いたことがあるが具体的にはどんな内容なのか知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで『FitnessOnline第1回特集』ではファンクショナルトレーニングとは?どんな効果があるの?トレーニング方法は?など基礎的な知識をファンクショナルトレーニングの考え方を軸にしたパフォーマンストレーニングセンター「R-body project」を経営、自身もアスレティックトレーナーとしてファンクショナルトレーニングを提供している鈴木岳さんに、ファンクショナルトレーニングの基礎を解説してもらいます。

ファンクショナルトレーニングとは何か?

「ファンクショナルトレーニング」とは直訳すると「機能的なトレーニング」。文字通り「身体の機能を高めるためのトレーニング」のことです。どのようなトレーニングかというと、現在のところその定義は様々で、世界的に見ても統一された定義はありません。あくまでもトレーニングの考え方であって、トレーニングメソッドではないということです「○○トレーニング」というと「加圧トレーニング」や「初動負荷トレーニング」など様々ありますが、そうしたメソッドやテクニックと並べられるものではなく、トレーニングのコンセプトであり、概念です。

ここでいう概念とは「スポーツ動作だけに特化したものではなく、共通して存在する人間の身体の効率的な動作に着目し、動ける身体をつくること」だと言えます。それが日常生活においても、様々な競技においても“使える身体”をつくることに繋がります。

立つ、座る、歩く、走るといった日常的動作も身体の機能を高めてあげれば、動作をよりスムーズに、かつ安全に行うことができるようになります。つまり「ケガをしなくなる」ということです。ファンクショナルトレーニングは体を「鍛える」というより、むしろ、「コンディショニング」というイメージの方がしっくりくるかもしれません。

“使える身体”をつくるトレーニング

人間の身体の構造は皆共通していて、骨の数や筋肉の数はほぼ誰でも同じです。筋肉が骨に付いている部位などもほぼ同じです。骨の形も共通しているので、それぞれの関節の役割や動き方も共通しています。

この206個の骨と、約600個の筋肉で精巧につくられた人間の身体という構造物を、人はそれぞれの目的に応じて動かしているわけですが、その目的の動きをとるために、どこか1ヶ所でも骨や関節の角度を変えれば、身体全体が重力に対してバランスをとり、複数の骨と筋肉を動かして姿勢を維持し、動きを作っていきます。こうした仕組みを解明したのが「機能解剖学」であり、「関節生理学」です。

ファンクショナルトレーニングは、これまでに解明されている身体の構造をもとに、目的の動作を最小のパワーで無駄なくできるように、身体の動かし方を身につけるものです。

その動き方を習得することで、目的に合わせたパフォーマンスを最大化することもできます。スポーツで言えば速く走ることかもしれませんし、ボールを蹴ったり打ったりすることかもしれません。
日常生活であれば仕事や趣味を楽しむことかもしれません。それぞれの方の目的に合わせて“使える身体”をつくる。それがファンクショナルトレーニングです

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