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2015.12.22 火

ランニングの必需品!最新ウェアラブルトラッカーの効果と目的

トレーニング 特集

AppleWatchを中心に近年注目を集めるウェアラブルトラッカー。走行ペースや心拍数、消費カロリーといったデータが計測できるウェアラブルトラッカーはもはやランニングの必需品といっても過言ではないでしょう。

その一方でウェアラブルトラッカーを身に付ける目的や「ログを記録することでどんな意味があるのか?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?そこで今回はフィットビットジャパン社長の福田さんにウェアラブルを身に付けることで得られる効果と目的について解説をしてもらいます。

ウェアラブルトラッカー=自分を理解するためのもの

私はウェアラブルトラッカーとはランニング時よりも、「ランニングを行うまでの動機付け」を行うためのサービスとして非常に有効なものであると感じでいます。

ランニングに限った話ではありませんが、ウェアラブルトラッカーが世の中に出てくる以前は、日常生活の中で「どれくらい運動を行い」「目標とすべき運動量と比較してどれ位不足しているのか」を意識して生活をしている人はプロ選手やアスリートなどを除いてはほとんどいませんでした。

ウェアラブルトラッカーが普及してくることで「歩数・距離・消費カロリー」が手軽に計測できるようになったことにより、日常の中で自分がしっかり運動出来ているか計測するための基準を知ることが可能となりました。

フィットビットには“フィットビットイズム”という言葉があり、「フィットビットを身に付けるだけで」何の生活リズムを変えることもなく行動を意識することが出来るようになり、なりたい自分へのマイルストーンが設定できることが出来ます。

最近では「心拍数や睡眠時間」が記録できるデバイスも増えてきており、より自分を理解することが出来る情報を取得出来るようになってきています。

s_IMG_9656フィットビットを身に付けるだけでアプリ上に運動データが自動的に蓄積されていく

休養すべきかどうかの目安にも活用できる

もちろん多くのウェアラブルトラッカーではランニング時の走行距離・消費カロリーを計測することが可能ですが、自身の体調・コンディションを把握した上で、データを基に休養すべきかどうかの判断も自身で行うことが可能となります。持久力を上げるためにランニングを始めたのに、オーバーワークで怪我をしたり、体調を崩してしまっては本末転倒です。

健康的な身体を作るためには「運動・栄養・休養」の3つの要素のバランスがとても重要になります。

フィットビットでは単に運動ログを記録するだけではなく、

「睡眠監視機能」を利用することで、睡眠の長さ、どれだけ質の高い睡眠時間がとれているかをデータで理解することで、運動量と比較して十分な休養がとれていない場合には、運動しないという選択も自分で行うことが出来るのです。

また、フィット・ビットの場合には専用のアプリを利用することで自身の食事記録についてもアプリ上で管理することが可能なため、休養に加えて「栄養」についても管理することが出来ます。

s_Fitbit運動に限らず、睡眠時間などの休養も管理できるのがフィット・ビットの特徴※

コンディショニングコーチとして

ここまでの話で述べてきたように、最近ではウェアラブルトラッカーは単なるログ管理のデバイスという位置づけから、運動時だけでなく睡眠や栄養までを管理できる「自分だけのコンディショニングコーチ」へとその役割を拡大しています。これからランニングを始める方や、既に習慣的にランニングを継続されている方も、一度利用していただくとその進化を実感していただくことが出来るはずです。

s_IMG_9657単なるランニングログの記録ではなく、体調管理まで行うことが可能です※

※「Fitbit Charge HR(フィットビット・チャージ・エイチアール)」の自動睡眠監視+アラート機能を利用した場合

>Interview by Tsuyoshi Fukuda


フィットビット・ジャパン社長    福田 強史

Fitbit https://www.fitbit.com/jp/

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