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2015.11.16 月

バッターの運動連鎖 – 神経系機能向上でスイングスピードを劇的にアップ-CNC mag

トレーニング
swing

アスリートパフォーマンス情報サイト『CNC mag』の中からスポーツパフォーマンス向上に役立つ記事をご紹介します。

CNCmag

スポーツのパフォーマンス向上において筋力強化だけが手段ではありません。今回は、野球のスラッガーを例にして運動連鎖を解説します。実際に動画を見ながら解説し、運動連鎖トレーニングを見ていきましょう。

スポーツパフォーマンスの向上において、体幹と四肢の連動、つまり運動連鎖が鍵であることをこれまで説明してきました。そして、体幹トレーニングだけでは競技パフォーマンスは向上しないと説明もしました。運動連鎖をトレーニングする上ではこれまでの筋力アップのみを目的としたトレーニングでは結果は出ません。

前回のサッカーも同様ですが、今回は野球の例を挙げ、運動連鎖のトレーニングの実際を理解してください。

高度技術のあるチューブトレーニングを比較してみる!

以下、2つの動画を用意しました。

先ずご覧いただきますが、二つの動画の違いとは何か? に着目し、是非とも考えながら見てください。後ほど詳細を解説していきます。

この2つの動画の中に、共通する部分とそうでない部分が含まれています。誰でも分かる違いは、チューブの取り付けられている部分、つまり身体の前か後ろかです。しかし、共通する部分もありますので、実際に比較してみましょう!!

A. 最初に紹介した動画

チューブの位置

目的

B. 後半のSTROOPSの動画

この動画は、STROOPS メディアカルディレクターのブランドンが、ダイヤモンド・リンクスを使って説明しています。

チューブの位置

目的

胸腰筋膜で介して、左の肩と右の臀筋にかけてチューブが張られる。

張っているチューブが収縮するのと同時に、選手の意識次第で下肢→体幹→上肢→バットへと運動連鎖が起こり、スイングスピードが向上

2つの動画のチューブトレーニングは使い方で高度な技術と指導が必要です。この2つの動画の共通する強化目的は自分の身体が知らないスイングのスピードです。

筋力を強化するだけがトレーニングではない!

上記のトレーニングは筋力トレーニングではありません。もし、筋力を上げようとするなら、もっと重い負荷にする必要があると思います。では、このような軽い負荷で本当に効果があるのでしょうか?

そう、あるのです!!

現状、自分の身体が知らないスピードをチューブで体感することで、神経筋が働き、脳〜身体がそのスピードを学習してくれる。=スイングスピードが速くなる可能性があるということです。

分かりやすい例を挙げます。

バットスイングでなくても盗塁のようなショートスプリントで最初のステップのスピードを向上させ、ピッチを高めるためにアシステッド・ランを用います。実際の研究結果でも、アシステッド・ランを実施した選手グループと実施しなかった選手グループでは、実施したグループが0.08m/sec速くなったという研究結果も論文で出ています。

NFLの選手がそれを行っている動画があります。

http://www.stack.com/video/30857866001/nfl-speed-mike-mickens-assisted-running-with-viper-belt/

これは、決して重い負荷を挙上するような筋力強化のトレーニングではありません。負荷で言うなら、むしろマイナスの負荷(アシステッド)です。

運動連鎖における神経系機能向上がスポーツパフォーマンス向上に直結する

つまり、スポーツパフォーマンスの向上において、筋力を強化するだけがトレーニングではなく、神経系のフィードバックや固有受容器の機能向上なども大切なトレーニングであると言えます。実際にアメリカのミネアポリスの少年野球チームのコーチが「子供たちがSTROOPSを使い始めてから球速や飛距離などの個々のパフォーマンスが非常に伸びた。」と現地で説明してくれました。

上記のように、STROOPSのダイヤモンド・リンクスを使って、スイングにおけるSTOOPSの張力変化を理解し、意識化して、筋への神経伝達の効率を高めるトレーニングを行なうことで、現在のスイングよりもスムーズな下肢から上肢への運動連鎖を引き起こし、スイングスピードを高めてくれるでしょう!!

>>Write By ROKIYA WASEDA

rikiya-150x150専門はストレングス&コンディショニング。プロ格闘技の選手及びキッズアスリートの指導が中心。それと並行して、アメリカの最新スポーツビジネスにおけるサービスを幅広く手掛けるネットワークが強み。現在、ELEMENT ATHLETIX、STROOPSなどを国内へ導入しライセンス普及を推進。また、スポーツに欠かせない身体パフォーマンス向上をデータで実証するコーチング事業を展開する株式会社CORE N’ CODEを設立し、日米の企業から様々なオファーを受けている。STROOPS Master Trainer, NSCA-CSCS

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