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2015.09.28 月

そのフィジカルトレーニングは正しいか?効果と意味の違いを知ろう-CNC mag

トレーニング
トレーニングCNCmag

アスリートパフォーマンス情報サイト『CNC mag』の中からスポーツパフォーマンス向上に役立つ記事をご紹介します。

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最近よく耳にするフィジカル(筋力)トレーニング。怪我防止や競技力向上の為には必要不可欠な要素です。しかし、トレーナーという専門の方が帯同している一流選手はともかく、一般の学生やアマチュアの選手にとってはまだまだ未知の世界だと思われます。今回はそんなフィジカルトレーニングとはどんな物なのかをご説明していきます。

競技力向上のためのフィジカルトレーニングのつもりが逆効果なんてことも

近年、フィジカル(=筋力)トレーニングに注目が集まってきており、高いレベルや海外の選手と戦う為には不可欠な要素として、各スポーツ競技に積極的に取り入れられています。

学生等でも競技力向上の為にフィジカルトレーニングを行う選手は数多くいますが、実際に何をしたらいいのかよく分からないという人がほとんどだと思います。「とりあえず力つけたいから重い物を持ち挙げるか…」なんて考えの方もいるでしょう。

今回はそんな、よく耳にするけど詳しくは知らないフィジカルトレーニングを一緒に理解していきましょう。

フィジカルトレーニングの意味を再認識

フィジカルトレーニング(= physical training)とは、身体能力の維持・強化、また健康保持などを目的とした肉体的な運動の総称。言葉では何となく分かりますが、実際にトレーニングを行った結果、体が重く感じる、プレーしにくくなった等、本来得られるはずの効果を体感できなかった方もいるのではないでしょうか?

何故、そのような事態が起こってしまうのか?

それは目的に合ったトレーニングが出来ていないからです。極端な例ですが、足の筋肉をつけたい!といって腕立てをしても、足に筋肉はつかいことは誰でも知っていると思います。トレーニングを行う際は、それぞれの効果や意味を理解し、目的にあった方法で行っていくことが大事なのは言うまでもありません。

ウェイトトレーニングの負荷・回数に応じて異なる効果

最近では、様々なトレーニング方法や理論が世に存在していますが、年齢、身体の状態、目的などによって方法は大きく変わってくるので、どれが一番いい!なんていう物はありません。

例えば、バーベル等の重りを挙げるウエイトトレーニングを見てみましょう。単純にウエイトトレーニングと言っても、実際は回数・重さ・休憩時間を変えるだけで、同じ動きでも得られる効果が変わってきます。

トレーニング目標 負荷(%) 目標反復数 休憩時間
筋力強化 最大の力の85%以上 6回以下 2-5分
パワー(筋力×速さ)強化 最大の力の80-90% 1-2回 2-5分
筋肥大 最大の力の67%-85% 6-12回 30-90秒
筋持久力強化 最大の力の67%以下 12回以上 30秒以下

上記のように、ウエイトトレーニング一つとっても、目的によってやり方が異なるのです。

トレーナーの方からすると、もはや当たり前の内容で笑い話かもしれませんが、学生の競技チームのフィジカルトレーニングの内容を見ると、上記の違いすら理解せず、ウェイトトレーニングをやらせている現状があるのです。もはや笑い話では済まない状況です。

フィジカルトレーニングにおいて大切な2つのこと

1. ウェイトトレーニングと実戦を切り離して考えるな

体を大きくしたいからといって、何も考えずにただ重りを上げ続けていても、筋力分の体重が増えてスピードが落ちる可能性があり、脳でイメージしている動きと実際の動きに誤差が生じたりします。結果、見た目が大きいだけで、実戦で使えない身体になるということはあるのです。

ウエイトトレーニングを行ったら、次にフィールドやコートで実戦に近い練習を行って筋肉を馴染ませていくといったような、実戦を考慮した神経系のトレーニングも並行して行うことが重要で、実戦とウエイトトレーニングを切り離して考えないことが大事なのです。

2. 故障しないための身体づくりとしても重要

また、フィジカルトレーニングは、怪我をしない身体を作る為にも必要です。怪我をしたから治す為に…ではなく、そもそも怪我をしないことが大事であり、その為の身体を作るといった意味でもフィジカルトレーニングは重要になってくるのです。

>>Write By TOSHIHIRO MIZUKAWA

mizukawa-150x150アメリカのカルフォルニア州立大学ノースリッジ校卒業。 専門はストレングス・コンディショニング。サッカーをはじめ、多種目のスポーツ選手の怪我予防・リハビリ・トレーニング指導を行っている。トップアスリートだけでなく、老若男女、人種問わず、全ての人々を対象に幅広く活動。トレーナーの知識や技術はプロだけでなく、全ての人が受けることのできる恩恵である。怪我をしたがどうすればいいのか分からない。何のトレーニングをどう行えばいいのか分からない。どの情報を信じていいのか分からない。そんな“分からない”を失くす為、Change the Value of Sportsを信念に、株式会社CORE ‘N CODEでスポーツの浸透と普及を目標に日々精進中。STROOPS FUNCTIONAL PERFORMANCE TRAINER.

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