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2015.08.26 水

“JOWBONE”を利用した身体トレーニングメニュー

テクノロジー / デジタル
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テクノロジーの進化とともに革新的なフィットネスサービスが生まれ始めている。テクノロジーを活用することでこれまで難しかったことが可能となり、フィットネスの価値を大きく押し上げている。そんな新時代のテクノロジーを活用した”フィットネススタイル”をトレーナー・インストラクター向けの月刊誌NEXTから「テクノロジーが拓く”新時代のフィットネス”」として最新の動きをお伝えする。

♯02 “THE PERFECT BODY

確実な効果をもたらす短期集中型3ステップ

2015年1月から「ティップ.クロス TOKYO」など全4店舗で順次実施されるプログラム「THEPERFECT BODY」。元ミス・ユニバース日本代表のボディメイキングスペシャリストである吉田直人さんがプログラム監修に携わり、ウェアラブル端末やHR(心拍数)ゾーントレーニングなど最先端テクノロジーを織りまぜた内容が特徴だ。

カスタマイズメニューによる段階に応じたトレーニングは週2回(1回30分)、全24回行われる。ステップとしては、1か月目はベースづくり、2か月目は効率的な身体の引き締め、3か月目は各パーツへのアプローチを高めてボディデザインを仕上げる。やみくもに3か月としたわけではなく、集中力が持続でき、期間ごとに意味を持たせ確実に効果が出ることを企図した設定となっている。

ウェアラブル端末で24時間のライフサポート

株式会社ティップネスの延井さんに、新たな試みであるウェアラブル端末を活用したサービスのメリットを尋ねた。

「従来のプログラムはフィットネスクラブ内で行う運動がメインで、それ以外については、お客様から聞いた情報を元にアドバイスを行うというスタイルが続いていました。そのため1日の総摂取カロリーや栄養バランス、睡眠の質など、お客様自身が認識していない情報を知ることはできませんでした。このジムにいない1日のうちの23時間に、いかにお客様の力になり、成果につなげられるか。これが前々からの課題であり、解決の糸口として注目したのがウェアラブル端末だったのです。

また歳を重ねていくにつれ、ホームケアやエステなど、受け身の姿勢になりがちです。その対処法として、思わずやってみたくなるキャッチな仕掛けが必要かなと。これまでは、たった1時間のジムに来るという意識が薄れてしまったらどうにもできなかった。でもウェアラブルを装着しているだけで24時間つながっている意識を保っていられる。ウェアラブルから得られる情報に加え、23時間の受け身な時間にアプローチできると考えました」

各社のウェアラブル端末を検証して、ボディメイクに大切な食事、睡眠、運動の3軸がしっかり記録できる「JAWBONE社UP24」を採用。

TIP1

最新テクノロジーを掛け合わせて完璧なボディへ

ウェアラブル端末のほかにも、最新のテクノロジーが随所で活かされている。現状をチェックするためINBODY測定のほか、皮下脂肪厚計の最新機種を採用し、美しさを引き出すポイントのひとつである二の腕の脂肪厚などを計測。体脂肪率、姿勢、脚の状態や骨盤の前・後傾、股関節のねじれなど細かにチェックした情報を元に160種類以上のメニューパターンから最適なメニューが導き出されるシステムとなっている。そこにお客様のリクエストを加えるなどしてトレーナーが調整しカスタマイズメニューが完成する。
さらにトレーニングセッション中は、身体活動を活性化させるホルモンが分泌されるHRゾーンで確実にエクササイズするべくハートレートモニターを使用している。

TIP2

運動はトレーナーがジムで直接サポートできるため、同プログラムでは食事と睡眠のアドバイスに重点を置いた。中でも食事に関しては、健康的に痩せるためには食物繊維が鍵を握るという吉田さんの理論を元に、3大栄養素以外に食物繊維の摂取量が記録できるのが一番の利点だ。睡眠も同様で、眠りの量と質がともなわないと食欲増進・抑制ホルモンのバランスが崩れてしまい肥満の要因にもなる。良質な睡眠は美しい身体を作る近道だという気づきを与えるうえでも、ウェアラブルで収集できるデータは有効だ。

「メニューパターンやHRゾーンの数値設定をはじめ、総合的に吉田さんの知見と、科学的に裏付けに基づいた指導が再現できるシステムを作りあげました。身体のベース作りからパーツ仕上げの期間まで、段階によって重視する評価データやそこから導き出すプログラム構成も異なるため、プロトコルの調整は大変でした。
ただ、このプロトコルを開発したおかげで、根底となる理論をトレーナーにも教育でき、トレーナーもなんとなくではなく、自信を持って指導できるのがこのプログラム全体の強みです」

吉田さんの頭の中にあるノウハウをデータ化した説得力のあるプログラム。まさにこれこそがテクノロジーのなせる技だ。

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