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自由な小学校の運動会


こんにちは月刊ネクスト編集長の岩井です。


あいにくのお天気が続いていますが、運動会シーズン真っ盛り。近年、運動会のあり方もいろいろですが、娘の小学校の運動会もまたユニーク。
今回は、その模様をレポートします。

「世界でいちばん自由な学校」

娘が通う小学校は、イギリスの教育家ニイル(A.S.Neill,1883-1973)が「世界でいちばん自由な学校」をコンセプトに1921年に設立した小さな寄宿学校をモデルにしています。

子どもたちの自己決定、個性、体験を尊重した教育理念のもとに、ユニークな学校生活を送っています。

象徴的なのが、「宿題なし、テストなし、チャイムなし」。授業は「プロジェクト」と呼ばれる体験型クラスが中心で、自分で好きなクラスを選んで伸び伸びと学んでいます。


当初は、その環境で勉強できるようになるのかと心配でしたが、2年生になり、自ら学ぶ姿勢が身についてきたようです。

宿題はないものの、家に戻ってくると復習するように、その週に発見したことを楽しそうに話してくれたり、クイズ形式で教えてくれたり。

学校にいる間も、チャイムがならない分、時間を気にして10分前行動が身についてきたようです。


そんな学校は、運動会もかなり自由。

玉入れも、障害物競走も、リレーもありますが、競技名もルールも、毎年子どもたちが決めます。

その自由な運動会で集団行動やチームワークが身につくのかと心配でしたが…。そこで垣間見た子どもたちの様子とは。

どの競技に参加するかを自分で決める

この運動会の大きな特徴の1つが、誰でもどの競技にも参加できること。

運動会は小学校と中学校が合同で行うので、小学1年生と中学3年生が競うときもありますし、観覧に来ている保護者や、まだ未就学の弟や妹たちも参加できるので、真剣な勝負もあれば、助け合いの勝負もあります。

参加したくない競技には参加しなくてもOKなので、中には、1種目も参加しない子もいます。

それでも、競技を見て楽しんだり、あまりに楽しそうなので途中から参加を決めたり。

障害物リレーなどで参加した子がお菓子をもらうと、競技に参加していない子も一緒にお菓子の交換を楽しんだり。

もちろんリレーにも、誰でも参加できます。

私が小学校のときは“リレーの選手”が予め選抜されて競い合う花形競技でしたが、この小学校では、「リレーに出たい」と思えば、全員がリレーの選手になれます。

リレーに出たい人が集められると、背の順に並び、だいたい同じくらいの背の人が、同じくらいの人数になるように4チームに分けられます。

3歳くらいの子から、おじいちゃんおばあちゃんまでの究極の混合チームが、それぞれに4色のハチマキを巻いてスタートに備えます。


レースが始まると、花形競技のリレーらしく白熱。

自分の番が来ると、みんなベストを尽くして走るので、周りも本気で応援したくなります。

特に、仲のいいお友だちや家族の出番を応援していると、結果的にどのチームも応援することになる。みんなが真剣に勝負しながらも、どのチームが勝って、もみんなが嬉しい気持ちになるのが興味深いところです。

2人組み競技に個性が見える


どの競技も参加希望者が多いこともありますが、2人組み競技が多いのも特徴の1つです。

運動会での2人組み競技といえば「二人三脚」が定番ですが、ここの運動会では障害物競走が2人組み。

2人で大きなスカートをはいてスタート。手を使わないで飲み物を飲み、パン食い競争のように手を使わないでお菓子をとってゴールする速さを競います。


ここでおもしろいのが、飲み物もお菓子も、いろいろな種類が用意されていて、それぞれに自分が飲みたいものや欲しいお菓子が違うので、スタートしてからお互いひっぱり合ったり、譲り合ったり。

2人で力を合わせないとゴールできないので、小さなドラマがあちこちで生まれます。

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みんなで楽しむ体験


競技におやつが出るのも特徴の1つです。

近年、アレルギーを持つ子どもが増えて、学校でもキャンプでも食べ物の交換を禁止するところも増えてきています。

そんな中、この小学校では競技の中でお菓子がもらえて、その場ですぐお菓子の交換が始まります。


また、運動会が秋に行われるので収穫祭の位置づけもあり、毎年最後に「もちまき」が行われ、色違いや味違いのおもちが1つずつ包まれた状態で撒かれます。

ここでも、たくさんお餅がとれた子が、少ししかとれていない子に手渡したり、それぞれにとったおもちを交換し合う姿が見られます。


食べものの交換はなぜかいきいきとしたコミュニケーションが生まれますが、こうした機会がたくさんあり、クラスや学年、家族の単位を超えた繋がりがたくさん生まれて、とても和気藹々とした雰囲気に包まれます。

小学校入学前はスポーツ幼児園で、熾烈な徒競争や組体操、ダンスにチャレンジしていた娘。

その運動会も圧巻で、練習で鍛え上げられた姿や、真剣な表情もとても心に残っていますが、その対極にある笑顔溢れる運動会も、娘の成長を促してくれています。



☆LIVE編集部

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