第53回目となるフィットネスベンチャー研究会(FVL)では、2名の識者をお招きし、これからさらに注目される「パブリックヘルス」をテーマに、生活者や勤労者が、スポーツや運動をするようになるには、どんな仕組みや仕掛けが必要になるのか、ソーシャル・マーケティングの基礎を学びたいと思います。

一人目の講師は、株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ代表取締役社長西根英一氏(元マッキャン・ワールドグループ(CKO, 最高知識責任者))。「健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)」の計画づくりなどにも携わり、最近では「地産全消」「共創互恵」を掲げ、自然の素材からつくるサプリで日本を持続的に"健康"にしていく仕組みをつくることなどにも取り組んでいる同氏に「生活者ニーズから発想する健康・美容マーケティング」のテーマでお話しいただきます。

二人目の講師は、東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻保健社会行動学分野 助教 鎌田真光氏(元Harvard T.H Chan School of Public Heaith Reseach Fellow)。市の職員として幅広い世代の健康づくりに携わり、地域保健や学校保健・体育、スポーツ少年団等の支援に従事した経験や米国ボストンのハーバード大学での研究成果などを踏まえ、「スポーツ実施率・運動実施率を高めるソーシャル・マーケティング」のテーマで、我々フィットネス業界のプレイヤーにも今後役立つソーシャル・マーケティングのキーポイントをお話しいただきます。