開催概要

第48回フィットネスビジネス勉強会【関西編】

フィットネスビジネス編集部が隔月ペースで定期開催しているフィットネスビジネス勉強会。その第48 回目は、久しぶりに関西で開催することになりました。
今年6月に政府与党が発表した「日本再興戦略2016」でも、「新たな有望市場の創出　世界最先端の健康立国へ」として、「健康・予防に向けた保険外サービスの活用促進」により新たに4兆円の創出を目指すことが発表されています。「 保険外」とはいえ、いきなりすべてを民間ベースで取り組むのはスマートではありません。自治体や地域包括支援センターなどと協働して取り組むところからスタートするとスマートにサービスを提供していくことができそうです。

そこで、この勉強会では「ソーシャル・フィットネスへの取り組み方」と題し、自治体や地域包括支援センターなどと連携して、民間のフィットネスクラブやトレーナー・インストラクターが、地域住民にフィットネスを広めていくための手法について、3名の特別講師に、提案～指導までのポイントをわかりやすくお話しいただこうと考えました。

まずは、『シニア向けノルディックウォーキング・ポールウォーキングGUIDEBOOK』（ライフ出版社刊）の編集発行人であり、全国の自治体や地域包括支援センターなどが取り組む介護予防事業などに詳しいノルディックウォーキング・ポールウォーキング推進団体連絡協議会事務局徳田武氏に「理論編」として、最近の政策動向とともに、「すぐに活用できる自治体向け介護予防事業提案書のつくり方」をテーマに、そのポイントをお話しいただきます。

続いて、「営業編」として、次世代ヘルスケア産業の創出に向けたアクションプランにより地域版協議会も設置され事業者と自治体の連携深化が進むなか、異業種企業との共創により新たな市場を取り込んでいる株式会社サップス代表取締役中瀨敏和氏より、様々な事例に基づく営業アプローチ方法をお話しいただきます。

さらに、「実践編」として、一般社団法人ポールウォーキング協会代表理事杉浦伸郎氏に、「自治体へのアプローチと指導の実際、自走支援」と題して、ロールプレイも交え、自治体などの誰に、どのようにアプローチし、その後どう地域の住民を指導し、自走できるようにサポートしていくかについて、お話しいただきます。

3名とも、自治体や地域包括支援センターなどに向けた介護予防事業への取り組みについて豊富な知識と経験をお持ちで、すでに多くの実績を挙げられています。今後、介護対象者が増えていくなかで、フィットネスクラブが、どのように介護予防＆シニアマーケットにアプローチして最適なフィットネスを提供し、併せてフィットネスクラブにも入会してもらえるようにするか、トレーナーやインストラクターなどの指導者人材にどのように活躍してもらうのか、そしてどのように企業としての成長を図りながら、地域の人々の健康づくりや地域活性化に貢献していくのかといったことへのヒントがたくさん得られます。

「 地域密着」を旗印に掲げる多くのフィットネスクラブの関係者のご参加をお待ちしています。

対象

新入社員から中堅社員・起業人、年齢性別不問

日時

10 月31 日（月）16：00 〜19：20
※勉強会終了後、希望者と講師を含めた懇親会を行います

場所

ノボテル甲子園 スポーツクラブVivo 5Fスタジオ
〒663-8166 兵庫県西宮市甲子園高潮町3-30（阪神甲子園駅西口前）
TEL.0797-35-6350

参加費

フィットネスビジネスご購読者または広告主さま：¥5,000 ／名（税込）
その他一般：¥8,000 ／名（税込）
懇親会参加費 ￥ 4,000 ／名（自由参加）
※ご入金後のキャンセルによる返金はできませんのでご注意ください

スケジュール

16：00 〜17：00
◆「理論編：すぐに活用できる自治体向け 介護予防事業提案書のつくり方」
ノルディックウォーキング・ポールウォーキング推進団体連絡協議会事務局　徳田 武氏

17：10 〜18：10
◆「営業編：自治体や異業種企業との地域共創による市場創出方法」
株式会社サップス　代表取締役　中瀨敏和氏

18：20 〜19：20
◆「実践編：自治体へのアプローチと指導の 実際、自走支援」
一般社団法人ポールウォーキング協会　代表理事　杉浦伸郎氏

19：30 〜21：00：懇親会（参加自由）