FITNESS BUSINESS

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【食事・栄養】筋肉食堂-健康意識の高い人に、高タンパク・低カロリーの食事を提供

2016.11.25 金 トレンドサービス
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【食事・栄養】
健康を維持・増進するうえで、運動すること同様に大切なのは適切な食事を摂ること。フィットネスクラブでも、ダイエットプログラムやサプリメントを提供したり、スマホアプリなどを活用して食事指導を行ったりしているところが増えてきている。そこで今回は、食事によって健康をサポートするアイテムや方法を紹介する。

健康意識の高い人に、高タンパク・低カロリーの食事を提供


TANPAC株式会社は、2015年12月にレストラン「筋肉食堂」を東京都港区六本木にオープンした。日常的にトレーニングをしている人をはじめ、健康意識の高い人に向けて、高タンパク・低カロリーの食事を提供している。

【今回お話しを伺った方】
TANPAC株式会社 マネージャー 谷川俊平氏

トレーニング指導をするなかで食事の重要性を感じる


10年間ほどパーソナルトレーナーとして活動してきた谷川俊平氏は、身体を変えるためには、トレーニングをすること以上に食事を管理することが大切だと考えるようになった。そこで、食事を提供するためにレストランを運営することにし、TANPAC株式会社を立ち上げた。

s_5パーソナルトレーナーからTANPAC株式会社を立ち上げた谷川 俊平氏

「トレーナーとしてお客さまを見てきて、同じようにトレーニングをしていても、より身体が変わるのは食事にも気をつけている方でした。トレーニングは皆さま週に2~3回ですが、食事は週に21回摂ります。その食事に対しての意識をどれだけ変えられるかで、筋肉増強、減量、ボディメイクなどの成果は確実に変わります。トレーナー として食事に関するアドバイスを行ってきましたが、実際に食事を提供したいと考え、筋肉食堂を始めました」

筋肉食堂のコンセプトは「カラダづくりを志す全ての人たちのための、美味しい高タンパク低カロリー料理専門の食堂」。名前のイメージでは、筋肉をつけたい若い男性向けと想像されるが、それだけではなく、トレーニング後に良質のタンパク質を摂取したい人、ダイエットをしたいけど無理な食事制限はしたくない人、最近カロリーの取りすぎでお腹まわりが気になってきた人などをターゲットとしている。

筋肉アップだけではなくダイエットに適したメニューも提供


六本木店は、東京メトロ日比谷線と都営地下鉄大江戸線の六本木駅から徒歩1分ほどの場所にある。近隣にジムが多く、健康志向が高い人が集まるエリアだと考え、1店舗目を六本木に構えることにした。

店舗の延床面積は約30坪で、席数はカウンターとテーブルで20席。 メニューは、ランチ、ディナーとも、高タンパク・低カロリー・低糖質の「everyday」、筋力アップを目的とした「power up」、ヘルシーな「diet」、チョップドサラダなどの「salad」の4つのカテゴリーのほか、酒のつまみや低カロリー・低糖質のものを中心としたアルコールドリンク、プロテインドリンクなどを用意している。

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平日ランチの混雑時は難しいが、それ以外は、お客さまとコミュニケーションをとりながら、メニューを提案したり、ジムを紹介したりしている。現在の来店数は、ランチ、ディナー合わせて約4,000名/月。男女比はほぼ半々で、年齢層は20~50代と幅広い。平日ランチは近隣で働くビジネスマンが多く、平日ディナーはトレーニング後の男性や近隣のビジネスマン、休日は遠方からのトレーニング愛好者や家族連れと、さまざまな層が訪れている。客単価はランチ1,200円、ディナー3,000円程度。

「オープン当初はトレーニングをしていそうな男性が多かったのですが、女性向けメディアでダイエットメニュー が取り上げたことから、現在では半々になっています。1人のお客さまも来やすいように、カウンター席も設けています」

デリバリーをスタート!ジムや部活動との提携も視野


今年11月に水道橋店もオープンし、今後も東京および地方都市の、ジムの多いエリアを中心に店舗数を増やしていきたい考えをもつ。また、スポーツクラブや部活動、アスリートへのデリバリーも行っていきたいと考えており、11月からいくつかのアプリに登録し、個人宅向けのデリバリーサービスを行っている。

「身体によいものを食べたくても、何 がよいかわからない、つくる時間がない、自分でつくるのは面倒などという方はたくさんいると思います。『筋肉食堂へ行けば、身体によいものが食べられる』と、多くの方に知ってもらいたいです。そして、自分に必要な食事がわかったら、日常的に実践していってほしいと思います」

ヘルシーな食事を提供している飲食店は増えているが、「高タンパク・低カロリー」をコンセプトにしている飲食店は知られていない。世の中の健康志向が高まるなか、明確なコンセプトを打ち出した同店の今後に注目したい。

【取材】
フィットネスビジネス編集部:剣持 真由

【企画・構成】
株式会社クラブビジネスジャパン
オンライン事業部フィットネスビジネス編集部:庄子 悟