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クラブ外の運動データ活用で新たな顧客体験創出へ 

2016.09.15 木 テクノロジー トレンドサービス
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東京、神奈川を中心にフィットネスクラブ、各種スクール事業を展開する東急スポーツシステム株式会社(以下、 東急スポーツシステム)。同社は今年4月より豊田通商株式会社が提供する健康管理システム「からだステーション」 を、運営するフィットネスクラブ全店に導入した。今後はクラブ外での運動データも活用することによって、他事業とのシナジー効果を出すことも見据えている。

運動データを活用した取り組み事例として、今回東急スポーツシステムが健康管理システムの導入に至ったクラブ経営戦略~店舗での運用までを前編・後編と2回に分けて伝える。

前編: 「クラブ外の運動データ活用で新たな顧客体験創出へ」

後編:  データを活用しライフスタイルサポート型クラブへ(10月12日公開)

クラブ外でのサークル活動を積極的に展開

東急スポーツシステムでは顧客満足度の向上にむけて、サークル活動やイベント開催など、クラブ外での顧客接点を強化することで、会員のライフスタイルに寄り添ったクラブづくりに力を入れている。この取り組みを強力に後押しするツールがフィットネスクラブ向け健康管理システム「からだステーション」である。

「昨今のアウトドアスポーツブームを受け、会員定着率を向上させるためにはクラブ内だけで完結するサービスを提供するのではなく、ランニングやポールウォーキングなど、クラブ外でのサークル活動などを積極的に強化していこうと考えていました。これに合わせ、来館数や運動履歴など、クラブ内の活動データだけでなく、クラブ外での運動履歴、日常生活での活動量なども把握したうえでアドバイスを行う必要性があると判断し、全店で導入を行いました」こう語るのは、同社運営推進部マネージャー髙谷篤志氏である。

クラブ外での活動量データを把握するのであれば、市販のウェアラブル端末を貸与するなどの選択肢もあったが、運用面でのサポート体制が充実していることから『からだステーション』導入に至った。「クラブ内のコミュニケーション機能、 運動履歴に応じたポイントサービスなど、標準パッケージ機能も非常に充実していましたが、我々の要望に合わせた機能カスタマイズを柔軟に対応いただける点が一番の決め手となりました。当初はクラブ内でしか設定できなかった目標設定を、クラブ外でも設定できるようにしていただいたり、屋外でのイベント用に機能を拡充していただくなど、我々の目指すクラブ運営に必要な機能を積極的に後押ししてくれる対応力を非常に高く評価しています」

images03ウェアラブル端末を身に着けることでクラブ外での運動量も計測可能

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