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ジム・クラブにおける”コンディショニング”の価値

2016.07.25 月 トピックス[Sponsored]

アスリートと一般生活者のコンディショニング調整に違いはあるのか

常に最高のコンディションが求めらるトップアスリート。トレーニング前後のケアやリカバリー方法は、一般生活者のそれとは全く異なるのであろうか?友岡氏はトップアスリートであっても一般生活者でもケアやリカバリーの方法に変わりはないという。

31lNu2tlInL多くのアスリートが愛用する「ストレッチポール」

「DAHでは、トレーニング前にウォームアップとして関節や周辺の筋肉を柔らかくするための動的ストレッチを行った上でトレーニングを始めます。この時点で痛みや違和感があるようであれば、マッサージや治療などでケアを行い、その要因を取り除きます。トレーニング後は、静的ストレッチに加えてストレッチポールやVyper(フォームローラー)、パワープレートなどを利用し、筋肉をほぐすことで血流を良くし、疲労物質を溜めないリカバリー方法を取り入れています。また、筋バランスや姿勢の崩れを整えるために、リカバリースタッフによるマッサージや治療なども併せて行っています。最近では、これらアスリートが日頃行っているケアやリカバリーなどのコンディショニングを提供するフィットネスクラブも増えてきており、マシンや機器が揃っているクラブであれば一般の方でも簡単に取り入れることが可能です」(友岡氏)

s_IMG_0348DAHトレーニング施設内の「ダイナミックストレッチ&スピードエリア」

日本と米国でのコンディショニングに対する考え方の差とは

DAHでは「パフォーマンスコーチ」「リカバリースペシャリスト」「ニュートリションスペシャリスト」「ドクター」など各部門のスペシャリストが密接に連携し、 多角的にサポートすることによってトップアスリートのコンディショニングの維持、向上を図っている。特にリカバリーについては、手技に優れたスタッフが、マッサージや治療でトレーニング前後のアスリートの身体をサポートしている。

一方、一般生活者の方がフィットネスクラブで同様のマッサージや治療を受けようとした場合、その環境が十分に整っているとは言えないだろう。米国ではアスリート向けの施設に限らず、フィットネスクラブやスポーツクラブでもコンディショニングを目的としたマッサージや治療スペースが併設されているクラブが多数存在する。一方、日本ではこのような施設は未だ少なく、フィットネスクラブにおいてもケアやリカバリー向けのマッサージはパーソナルトレーニング受講者限定のオプションとなっているケースが多い。

s_IMG_0344DAH施設2Fのリカバリールーム、ここで選手のコンディショニングのためケアやリカバリーを行う

「米国の場合、トレーニングに限らずコンディショニングの重要性が一般生活者の中にも広く浸透しているため、筋バランスや姿勢などのアライメントを整えることが一般化しています。また、米国企業の多くはシステムの標準化とパッケージ展開が非常に上手です。マッサージや治療については誰が治療をしても一定以上の効果が出るよう、レーザーや治療機器などを用いて標準化している場合がほとんどです。日本のフィットネスクラブでも筋バランスや姿勢を整えるなどのコンディショニング手法を取り入れるのであれば、米国のように、ある程度システム化していくことが必要になるのではないでしょうか」(友岡氏)

最近ではアスリートやトップトレーナーが推奨するトレーニングメソッドを提供するフィットネスクラブも増えてきている。一方、トレーニング前後の“コンディショニング=ケア”について、浸透は十分とは言い切れない。今後、フィットネスクラブにおいても、一般生活者に対しコンディショニングの重要性を広めていくと同時に、提供するための仕組み、施設づくりが求められる。

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