“資格”を軸に人材発掘ができるマッチングサービス4月スタート
2016.03.29 火 トピックス[Sponsored]
近年のフィットネスマーケットの拡大により、フィットネスクラブにとって重要性が増しているのがトレーナー・インストラクターなどの人材獲得である。提供するプログラムのバリエーションが多様化するなかで、最適なトレーナー・インストラクターの採用は導入プログラムの成否にも大きく影響する。
そこで、クラブ側が求めている人物像に近い人材を低コストでより見つけやすくするために開発された人材マッチングサイト「フィットスクエア」が4月よりリリースされる。サービスの特徴や解決できる課題について株式会社ワンフィットネス代表取締役奥村礼氏に話を訊いた。
複数のプログラムを担当する課題を解決
以前フィットネスの資格認定団体においてクラブへの新プログラムの導入支援を担当していた奥村氏は、複数のプログラムを１人のインストラクターが担当することが多い現状に疑問を感じていた。特に、中小規模のフィットネスクラブの場合には、新しいプログラムを導入するたびに専任のインストラクター募集を行うことは金銭的に負担が大きく、結果として１人が複数のプログラムを担当することになる。
また、クラブに通うユーザーにとっては、プログラムは新しくなったが指導するインストラクターが同じため、プログラム自体にも目新しさがないといった印象をもってしまう。この状態が続くと、クラブ自体の印象がインストラクターに依存してしまい、結果的にそのインストラクターの指導方法が好きなユーザーしか参加しないという状況が生まれ、プログラムをリニューアルしたところで思ったよりも集客が伸びないという結果を繰り返すこととなる。
もちろんインストラクターのなかにはプログラムを盛り上げることが非常にうまく、多くの集客を達成しているカリスマ的なインストラクターもいる。しかし、導入したプログラムの魅力を最大限に引き出し、レッスンの多様化を実現するのであれば、プログラムごとに担当インストラクターを変えることが必要なのではないだろうか。
事前会員登録で3,000名の登録者を獲得
そこで開発されたのが、資格を軸とした人材マッチングサイト「フィットスクエア」である。フィットネス先進国アメリカではすでに類似のサービスが提供されており、「いつ・どこで・どのような資格をとったか」という情報を入力しデータベース化することで、そのスキルを必要とするクラブとのマッチングを可能にすることが大きな特徴である。クラブ側からはサイトの登録者に対して求人のオファーを行うこともできるため、レッスン代行やイベントなど短期での人材雇用にも適しているサービスといえる。
4月からのサービス開始に向けてサイトへ会員登録するトレーナー・インストラクターの数も着実に増えており、すでにサイトの潜在的なユーザーは3,000名を越えている。会員登録の誘引元となっているのが、昨年リリースした「イントラ偏差値」だ。トレーナーやインストラクターが自身の指導暦や所持資格を入力するだけで自分のインストラクターとしての偏差値を無料で確認できるうえ、資格を維持するために必要な更新料や月会費などの計算も可能なため、資格のコストパフォーマンスを見える化することもできる。
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人材の活性化がクラブの活性化にもつながる
「フィットスクエア」を活用することで、クラブ運営側での人材コンサルティングを行うことも容易となる。不足している人材に対して、指導暦と所持資格という定量的な情報を基に人材の検索ができるため、各クラブではプログラム編成などのタイミングで必要とする人材と人数を決めるだけで、インストラクターとのマッチングが可能となる。奥村氏は次のように述べる。
ITを利用してクラブの抱える課題の解決を目指す
「フィットネスは“人”がとても重要な業界だと感じています。同時にプログラムを担当するインストラクターがもっと適材適所に配置されていくべきではないかと考えています。多くのインストラクターがそれぞれのプログラムを担当することで『この人がやっているプログラムなら』と新たに参加してくれる参加者の獲得につながり、結果的にはクラブの活性化にもつながっていくのではないかと思います。『フィットスクエア』を活用すれば低コストでニーズに合った人材を獲得することが可能となるため、ぜひ多くのクラブで利用してもらえるとうれしいですね」
資格という新たな切り口でのマッチングサービスにより、クラブの「マンネリ化」という課題解決につながることを期待したい。
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