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【NEXT 5月特集】男のピラティス・ヨガ "メディカルヨガ"篇

2016.05.06 金 スキルアップ
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セレブのエクササイズとして米国でブームとなり、日本にも広く浸透したピラティスとヨガ。

ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏がドイツ軍人のリハビリとして開発したエクササイズをベースに、各関節の可動域を確保するとともに、姿勢を安定させるインナーマッスルを活性化することで、安全に効率的に動ける身体をつくることができる。ヨガは、ゆっくりとしたポーズをくり返すことで、自分の身体や意識のくせに気づき、より冷静に効果的に状況に対処できる身体と心が培える。

こうした本質的なエクササイズ効果が認識されるようになり、今、男性の間でもピラティスとヨガが広がってきている。今回は、男性の視点から見るピラティスとヨガの魅力から、あらためてそのエクササイズとしての本質的な価値に迫る。

メディカルヨガ@PT conditioning room

身体が硬くても安全にできるヨガ、男性の自覚症状1位の「腰痛」に効く


「メディカルヨガ」は、3人の女性ヨガインストラクターの動きを、理学療法士の平賀暁さんが機能解剖学の視点から徹底分析。

動き方や動く姿勢に着目することで、ヨガの各ポーズを安全性と効果から見直すヨガ。例えば、ヨガポーズの中には腰を反ったりねじる動きも多いが、トレーニングで近年重視されているドローインで腹腔内圧を高めた状態で動くことや、胸椎や股関節に動きを出すことで、腰椎への負担を軽減することができる。

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多くのヨガポーズで柔軟性が要求され、特に胸椎や股関節など腰部の上下に位置する関節が動かないことで腰椎を動かそうというストレスがかかり、それが腰痛やヘルニアを誘発することにもなりかねない。
これは日常動作でも同様のことが起こっている。

そこで、ヨガのポーズを活用しながら、胸椎や股関節回りをはじめ各関節に動きを出すと同時に、腹圧を高めた状態で、骨盤底筋群にスイッチを入れつつ、顎を軽く引いたチンインのポジションで椎前筋群を活性化し、その3つのポイントで体幹部を固定したうえで、全身を動かす練習をしていく。

ヨガのポーズで、それを繰り返し練習することで、重力の中で筋肉と神経のやりとりが生まれ、体幹を安定させたまま動きをつくることができるようになる。それにより、日常生活でもスポーツでも安全に効果的に身体が使えるようになる。

メディカルヨガは、安全で効果的な姿勢や身体の動かし方が学べるヨガとして、一般生活者からベテランのヨガティーチャーまで支持者が広がっている。

私にとってのヨガ

私は昔からヘルニアに悩まされ、人生でヨガをすることなどないと思っていたのですが、理学療法士としてヨガの動きを解剖学的に検証して欲しいという依頼を受けたことをきっかけに自分もヨガをするようになりました。

ヨガを研究していくと、驚くほど現代の科学的エビデンスに基づいた機能的な身体づくりの理論に通じていて、理学療法士としても2000年以上の歴史のあるエクササイズから学べるとてもいい機会になっています。ヨガの源流から近代医科学に通じる基本に沿ってヨガを行うことで、私の腰痛もすっかり良くなり、体調も万全です。

「腰痛」は男性の自覚症状がある疾患のナンバーワンとされています。

私も腰痛に限らずパフォーマンスアップを目指す方々のパーソナルトレーニングでも積極的にヨガを採り入れています。男性には特に、メディカルヨガをおススメしたいです。

お話しを訊いた方:平賀暁さん
株式会社BC-body、理学療法士、パーソナルトレーナー

【男のピラティス】

CASE #1 -ポールスターピラティス@ボディワークスタジオ元気工房

CASE #2 -Silk Suspension™@Studio Body Design

CASE #3 -ピークピラティス@ピラティスアライアンス

CASE #4 -ピラフェクト@TAIKANZ

CASE #5 -アスリートピラティス

CASE #6 -DPS@スタジオビーキューブ®

CASE #7 -PHIピラティス@ピラティス&コアアラインスタジオB&B

CASE #8 -コアコンディショニング@PLAY

CASE #9 -SUPピラティス@Rainbow House 奥多摩

CASE #10 -ピフィラテス@ピラティスラボ代官山

【男のヨガ】

CASE #1 -ヨガシナジー@アンダーザライトヨガスクール

CASE #2 -メディカルヨガ@PT conditioning room

CASE #3 -メンズヨガ@スタジオ・ヨギー

CASE #4 -Core Power Yoga CPY©

 ※特集内容はインストラクター・トレーナーのキャリアマガジン誌「月刊NEXT2016年5月号」でもご覧いただけます。

【記事出典】
月刊NEXT 2016/December No.110 

【企画・構成】
株式会社クラブビジネスジャパン
オンライン事業部フィットネスビジネス編集部:庄子  悟