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【NEXT 5月特集】ブティックスタジオ大特集@NEW YORK

2017.05.08 月 スキルアップ

NEW YORK #09 PELOTON

NYトップインストラクターのレッスンを世界中にリアルタイム配信

Pelotonとは、フランス語で「プロトン」と発音し、その意味は、自転車競技などで有力選手のいる集団を指す。

マンハッタンにあるスタジオで提供されているレッスンを、天井に備え付けられたカメラが左右にスライドしながら収録。スタジオでの臨場感をそのままリアルタイムで世界中の家庭に配信している。

PELOTON

配信を希望する顧客は、まず約20万円の専用コンソール付バイクをネット上から購入し、その後は一日10本以上のレッスンを家庭で受信できる。購入したバイクのディスプレイから、NYのトップインストラクターのレッスンが受けられるうえに、運動履歴がディスプレイに記録され、その体験や記録をSNSで共有することもできる。

スタジオレッスンは、1クラス25~32ドル。オンラインレッスンの利用料は、月あたり39ドル。

NEW YORK #10 MNDFL

普段着で、気軽に瞑想マインドフルネス専門スタジオ

「マインドフルネス」は、意識を「今」に集中することで、集中力向上やストレス軽減に効果がある瞑想法。

Googleなど生産性の高い企業が採り入れていることでエグゼクティブ層を中心に瞬く間に広がりつつある。MNDFLはそのマインドフルネス専門のブティックスタジオ。一歩足を踏み入れると、自然素材でつくられたナチュラル感溢れる空間に静かなゆったりとした空気が満ち、NYの喧騒から離れられる。

MNDFL

クラス前後にオーガニックティーが飲めるティーラウンジや、リラックスできるソファが用意され、スタジオには、座位の姿勢がとりやすいオシャレな座布団のようなクッションが整然と並び、参加者を迎え入れる。

私服のままクラスに参加できるため、仕事の前後に気軽にスタジオを訪れ、瞑想で気持ちをニュートラルに戻すことができる。1クラス30分が中心で、1クラス16~18ドル。

NEW YORK #11 RUMBLE

ボクサーの肉体に近づける暗闇ボクシングサーキットスタジオ

プロのボクサーがインストラクションし、アクアミットという水の入った巨大な雫上のバッグを叩くボクシングエクササイズと、ステップ台やダンベルなどのギアを使ったトレーニングをサーキット形式で行っていく。施設は、モダンアートの美術館に迷い込んだかのようにクール。

RUMBLE

初めての参加者でもボクシングの動きが分かりやすいように、前面のミラー上部に、6つの機本動作〔①ジャブ②クロス③フック(右)④フック(左)⑤アッパー(右)⑥アッパー(左)〕の番号が、たとえば「①①②③④」というように電飾で表示される。

インストラクターは、上半身裸で、本物のボクサーさながら、エキサイティンなインストラクションをする。それにつられて、男性参加者もいつの間にか上半身裸に。

肉体美を見せたり、見ることも楽しめる。料金は1クラス28~34ドル。

ブティックスタジオとは、米国で2010年頃から浸透してきている小規模業態。明確なコンセプトで、ライフスタイルに共通の価値観を持つ人が集い、そのライフスタイル体験を共有共感できることで、高い利用料でも強い集客力があることが特徴となっている。今回の特集ではNEW YORKと東京のブティックスタジオを紹介します。

【TOKYO編】

CASE #01 暗闇ボクシングで非日常にトリップ「b-monster」

CASE #02 常夏のサーフエクササイズ専門スタジオ 「Surf Fit studio」

CASE #03 暗闇バイクエクササイズ専門スタジオ「FEELCYCLE」

CASE #04 革新的“グループパーソナル”トレーニングスタジオ「オレンジセオリー・フィットネス」

CASE #05 駅前でラクラク高地トレーニング「ハイアルチ」

CASE #06 ネイチャーアクティブ派が集う「TREAT」

 ※特集内容はインストラクター・トレーナーのキャリアマガジン誌「月刊NEXT5月号」でもご覧いただけます。


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