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健康サービスとオープン化

2015.12.18 金 オリジナル連載
大川さん連載画像640×364

近年オープンなプラットフォームにて様々なアイデアを集めるという共創サイトが注目を集めています。

このオープン化の流れとどう向き合うか?このムーブメントに逆らうことは難しいとぼくは考えています。

eYekaというユニークなオープンプラットフォームがあります。

世界162カ国の約27万人以上のクリエイターが登録しておりコンテスト形式でアイデアが提案されていくという、いわゆるデザインコンペサイトです。個人でエントリーするもよし、チームに入って異なるカルチャーや分野の人たちとセッション・協業するもよしというサービスです。

かつて商品開発やデザインアイデアは企業内で最も特秘性の高い領域であり外部に公開することなど考えられない時代がありました。しかし、そのプロセスが丸ごとオープンになってしまう。自らの意思でオープン化するオープン化することでよりスピーディーによりパワフルに商品開発を推進するという流れです。

eYeka

ブランドとクリエーターをつなぐオープンプラットフォーム「eYeka」

この流れに健康ウェルネス事業も影響を受け始めるとボクは考えています。

何も健康ウェルネス事業者にオープンコンペをしなさい!と言いたいのではないです。

オープンな外部接点との関係性から新たな可能性を紡ぎだしていくメソッドを今から模索・研究していくべき!と提案したいのです。

外気に触れないと免疫力が弱くなるのと同じように多くの健康サービスが必要以上に保護された状態で構築され、サービス開始と同時に課題が露呈するというケースを何度か見てきました。時代の変化、つまり時代変化からの要請はオープン化にあることは間違いないです。

例えば、「朝ラン」に関しても

“good”

“bad”

それぞれのスタンスや理論は納得感を持ちます。

そのことを理解した上で自分として何を選択するか?が今後のウェルネスサポートの真髄なんだと思うわけです。

このオープン化とどう向き合うか?は模索的に経験を重ねて行くことが唯一の道です。「正解がひとつ」という世界観ではありません。そして、このオープン化に対するスタンスの上にビッグデータ活用のビジネスレイヤーが乗っかるのだと思います。

そう考えると、このトレンドに無関心でいられない事業者とのアライアンスの準備がそろそろ必要なんですね!きっと。

【バックナンバー】

第1回  “ヘルスケアサービスのフロンティア”

第2回 オープンイノベーションの時代-ヘルスケア事業に必要な5つの視点

第3回 食品×Healthcare Tech市場の可能性

第4回 チェック&ソリューション ヘルスケアサービスの基本型

第5回 チョイス&チェンジ 行動変容支援の基本型

第6回 ピア&トゥギャザー アウトカムへの行動継続のフレームデザイン

第7回 “チューター”を介したサービスデザイン

第8回 好きなブランドがヘルスケアを始めたら!?

第9回 顧客満足 “量産現場”に共通すること

>>>Write by Kohei Okawa

大川 耕平

1960年7月18日 東京生まれ 慶応義塾大学法学部政治学科卒。健康&ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、ビジネスマッチングサポートを展開中。1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の読者は約1000社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト

ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」http://ameblo.jp/projectgenki/
Facebookページhttps://www.facebook.com/kouhei.ohkawa

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