FITNESS BUSINESS

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【第296号】FitnessBusiness Express フィットネス業界の”いま”がわかる

2017.08.04 金 オリジナル連載
石川友さん連載画像640×364

フィットネス業界唯一の経営情報誌「フィットネスビジネス誌」購入者の方限定で2回/月、メールマガジンにて配信を行っている「FitnessBusiness Express」。編集長や連載執筆者コラム、業界最新ニュースなどを掲載しています。8月より、メールマガジンの配信から1ヵ月が経過した掲載内容について、FitnessBusiness WEBサイトへ特別公開!フィットネス業界の”いま”がわかる「FitnessBusiness Express」、是非ご覧ください。

掲載内容:目次 2017年7月18日(配信日)

1.編集長コラム

2.ジョン・ボードマンのグローバルアイ

3.業界最新ニュース

4.編集後記

1.編集長コラム

こんにちは。編集長の古屋です。日々、取材したり、新規事業のプロジェクトを一緒に進めたり、パネルディスカッションのファシリテーターをするなかで、「この人は、優秀だな」と思う人に出会うことがあります。言葉を選ばずにいえば、そうした人は、稀なわけですから、残りは普通の人か、いけてない人ということになります。

その違いは、どこにあるのでしょうか? もちろん優秀な人は、優れたところがたくさんあるのでしょうが、この業界界隈で、優秀だと思える人が共通して備えているものを1つだけ挙げるとするなら、それは次のものではないかと最近気づきました。

「事業提案力」事業を提案して、それが実現するには、その提案自体に、定性的にも、定量的にも、相応の確かさが求められると思います。定性的には、例えばWHY(事業の目的・ゴール)、WHAT(対象顧客・提供価値)、 HOW(提供方法・資源・ロードマップ)などが整理されていることが必要でしょう。定量的には、いくらかかるけれど、いくら買ってもらえるので、いくら儲かるといったことが、根拠とともに、ある程度整理されていることが必要でしょう。

では、優秀な人が、そういう要件を備えた事業提案をなぜできるのでしょうか?できるよにうなるために、何かしてきているのでしょうか? それとも特別な才能を備えていたのでしょうか?

そういう人には、3つの特徴があるように思います。

(1)何かやりたいと強く思っていること。すなわち、目的意識が明確であること。

(2)好奇心があって、幅広く物事をみることができ、相応の人脈をもちそれをきちんと活かすことができること。

(3)任せたいと思える説得力があること(説得力のベースには、論理性、人間性、実績、粘りといったところがあるのではないか)。

日本企業が強かったかつてと大いにビジネス環境は変わってきているので、新しい事業を創造することはかつて以上に難しくなっているのは事実でしょうが、それでも伸びている企業というのはあって、そこには必ず事業提案力のある人がいると思います。みなさんも、自分のまわりに、事業提案力に優れ、実行力にも優れて、組織の柱となって、がんばっている人を何人かすぐに思い浮かべることができるのではないでしょうか。

やる気のある人は、ぜひ事業提案力を高めて、世の中に貢献することをしてほしいと思います。

2.ジョン・ボードマンのグローバルアイ

第10回:スモールグループトレーニング―総合クラブでの次世代型 必須フィットネス

マシンジムトレーニングやグループエクササイズ、パーソナルトレーニング、さらに、日本では水泳などのエクササイズが、会員に大きな利点をもたらす、総合クラブの主要な提供商品となっていますが、近い将来、標題の「スモールグループトレーニング」が、主要総合クラブにとって必須のエクササイズになるだけでなく、会費外収入を生み出す部門としては、パーソナルトレーニングをはるかに上回ることになるだろうと私は確信しています。

まず、米国のフィットネスクラブの進化についての簡単に概要をお話ししておきたいと思います。フィットネスクラブの歴史では、米国のフィットネスクラブが、グループエクササイズやパーソナルトレーニングを導入する前は、主に筋力トレーニングとボディビルディングに特化したマシンとフリーウェイトを、スペース一面に完備していた時代がありました。もちろん、「ビック・タニー」クラブや1950年代の「アメリカン・ヘルス」クラブのように、ウェイトトレーニング以外も提供していた施設もありますが、1950年代と1960年代のフィットネスクラブの多くは、会員が自身で筋力トレーニング機器を使用してワークアウトを行っていました。その後、1968年にケネス・クーパー(Kenneth Cooper)博士が発表した「エアロビクス」という書籍のおかげで、1970年代初期にはエアロビクスエクササイズの重要性を確信したクラブが、主にトレッドミルやインドアサイクルなどのカーディオ機器をジムのフロアに追加し始めました。しかしながら本質的には、クラブはその大部分のスペースに筋力トレーニングとカーディオ機器を置き、会員はそれらを使って自身でトレーニングを行っていたという点に変わりはありませんでした。

近代的なフィットネスクラブの本当の意味での最初の大きな進化は、1969年のJazzerciseや、ジャッキー・ソレンセン(Jacki Sorensen)によって開発された「エアロビクスダンス」を皮切りに、1970年代に起こりました。これにより、クラブは徐々にグループエクササイズスタジオをつくり、グループエクササイズクラスの提供を始めていきました。この後、80年代のジェーン・フォンダ(Jane Fonda)のワークアウトや、ジン・ミラー (Gin Miller) のステップ・エアロビクスによってさらに人気を博してブームを呼ぶことになります。

その結果、1980年代半ばの総合クラブでは、基本的に「マシンとフリーウェイトトレーニング」と「スタジオでのグループエクササイズ」の2種類の主要エクササイズが提供されるようになりました。(もちろん多くの総合クラブでは、水泳やテニスのほかにも、よりレクリエーション的な要素のあるサービスなども提供していました)。

1980年代後半にACE、ACSM、NSCAなどの組織が、パーソナルトレーニングに正式な認定を提供し、パーソナルトレーニングを職業として認定しました。これにより総合クラブの第2の大きな進化が始まりました。それまでは主にハリウッドの有名人しか利用できなかったパーソナルトレーニングを会員に提供し始めたのです。今となっては昔の話ですが、当時、パーソナルトレーニングを提供していたクラブは「革命的」とみなされていました。

クラブ内において自身でワークアウトすること、またはグループフィットネスに参加することと比較すると、今日でも、パーソナルトレーニングに参加している会員の割合は少ないのが現状です。しかしながら、パーソナルトレーニングは会費外収入を増やしてくれるだけでなく、グループフィットネスを敬遠する会員を惹き付けられる点で、フィットネスクラブにとっては不可欠な提供商品となっています。

さらに現在、近代的なフィットネスクラブにもう1つの進化が起きていることが見て取れます。それはスモールグループトレーニングです。これは、機器を使用たマシンジムトレーニング、パーソナルトレーニング、グループエクササイズのどのトレーニングによっても提供できない多くのメリットを、総合クラブ、その会員、トレーナーにもたらしてくれます。

「スモールグループトレーニング」は、追加の会費外収入をもたらす重要な資金源となるだけでなく、適切に行われれば、「パーソナルトレーニング」や「グループエクササイズ」を含む、ほかのエクササイズへの参加率を高める役割も果たします。「スモールグループトレーニング」とは、ACEが10名以下のトレーニングプログラムとして定義したもので、ほかにも様々な名前で呼ばれています。例えば「グループ・パーソナルトレーニング」は、ACSMの過去10年間のトレンドリストに名前が上がっています。しかしながら、このトレーニングの利点を理解するための最も簡単な方法は、「スモールグループトレーニング」を、「少人数グループ」や「グループ」の代わりに「チームトレーニング」として定義することです。

この「チーム」という言葉の要素は、本質的な利点の多くを表現しています。


■仲間意識とサポート:お互いをよく知ることができるほどの少人数グループです。大人数の 「グループ」環境では必ずしもそうはなりません。

■指導と教育:チームに所属しているメンバーのことをよく知っているコーチによって指導が行われます。それによりコーチはメンバー個人のニーズに基づいて指導し、教育することができます。

■責任感:チームメイトを失望させたくないという強い感覚が生まれます(これは、自分が出席していないことをほかのメンバーやインストラクターが知らないような、大人数のグループフィットネスクラスに参加していたのでは生まれて来ない感覚です)。このような強力な責任感意識は、正しく行われた場合、高い参加率とクラブへの定着率につながります。

■手ごろな価格:「コーチ」または「トレーナー」の費用は、チームのメンバーの参加費でまかなわれるため、1対1のパーソナルトレーニングよりも手ごろな価格になります。

■楽しい:チームの一員としてワークアウトすると、1人で、またはパーソナルトレーナーと一緒にワークアウトをするよりはるかに楽しいという傾向があります。

■競争心:チームの一員としてワークアウトすると、健康的な競争心を促進することができます。このため、自分1人でトレーニングをしているときや、大きなグループの中で周囲に自らの存在を知られない環境の中でトレーニングをしているときに比べて、多くのメンバーがより一生懸命努力するようになります。

チームトレーニングは、本質的に、1対1のパーソナルトレーニングとグループフィットネスの間に位置付けられるため、参加者の人数に関しては、「専門的な指導を受けられるエクササイズ」に会員を参加させるための、大きなエントリーポイントになることがよくあります。会員の中には様々な方がいます。社交的ではない会員の中には1対1のトレーニングを嫌がる人もいます。もちろん長期的に1対1のトレーニングを行うのは高額な費用がかかるということはいうまでもありません。

また、大きなグループエクササイズの環境の雰囲気が合わないという会員もいます。これらの会員には、10人以下のチーム環境で、また手ごろな価格でコーチから指導を受けられるプログラムを紹介することが、彼らに新しいクラブ環境に入っていく最初のきっかけとなることが多々あります。その後、彼らがその環境を快適と感じ、より自信をもつようになってきたら、今後のトレーニングを強化するために、コーチは個別のパーソナルトレーニング、またはグループエクササイズ、あるいはその両方を使ってトレーニングをしていくように指導します。

多くのクラブでは、すでにさまざまな種類の小人数グループトレーニングを提供しているなか、成功を収めているクラブはまだ少ないと思います。考えるられるその理由はたくさんありますが、それについては、来月の記事でご紹介します。「スモールグループトレーニング」をフィットネスクラブ環境で永続的に成功させていく方法に関して、「しなければならないこと」「してはいけないこと」、および推奨事項などについて解説いたしますので、楽しみにお待ちください。

3.業界最新ニュース

◆2017.7.3 日本経済◆◆◆
相鉄不動産と伊藤忠都市開発と鹿島など、「グレーシアタワーズ海老名」(477戸)の建設に着手

相鉄不動産(株)、伊藤忠都市開発(株)、鹿島建設(株)の3社は、相鉄本線・小田急小田原線・JR相模線「海老名」駅の駅前新街区「海老名市扇町」に位置する、「グレーシアタワーズ海老名(総戸数477戸)」の建設に着手し、本マンションのホームページ開設や資料請求の受け付けを開始した。

本マンションは、海老名駅西口土地区画整理事業で新しく誕生した「海老名市扇町」内に建設される2棟のタワーマンション(イースト棟・ウエスト棟)。海老名において事業所を構える(株)リコーと連携して、マンション居住者の健康を支援する「IT」と「フィットネス」を組み合わせた新しい健康支援サービスを共同企画し、導入する。本マンションでは、上記取り組みのほか、免震装置の導入、72時間対応の非常用発電機や全階防災倉庫の設置など防災面も充実している。

◆2017.7.4 日本経済◆◆◆
森林浴、山道歩き、温泉… 自然が病院「クアオルト」

疾病の緩和や予防のため、山間部や森林などの自然環境の中で保養するドイツ発祥の気候療法が各地で広がりを見せている。自治体が「クアオルト」と呼ばれる保養地をつくり、森林浴やウオーキングなどを開く。健康促進による医療費削減のほか、埋もれた観光資源に目を向けて地域活性化につなげる狙いもある。

「それでは心拍数をはかりましょう」。6月上旬、山形県上山市にある標高300メートルほどの里山に50代~70代の男女約15人が集まった。同市では2011年からほぼ毎日「クアオルト健康ウオーキング」を開いている。3回の休憩ごとに手首に指を当てて15秒間の脈をはかり、4倍にして1分間の心拍数を計算する。数値の変動を見ながら、高低差のある約3キロのウオーキングコースを2時間半かけて歩き通した。

先導したガイドの渡辺之博さん(69)によると、目標とする心拍数は160から年齢を引いた数値。坂道を歩くとどうしても心拍数は上がってしまうが、「毎日歩いていると体も慣れてきて数値の変動が小さくなる」と話す。この日はジメジメした曇り空。3年前に定年退職してからほぼ毎日参加している山形市の60代男性は「退職当時は医者にメタボ気味と言われていたが、歩いたらスリムになったよ」とほほ笑む。市内にはクアオルトの第一人者とされるミュンヘン大のアンゲラ・シュー教授が認定したウオーキングコースが8コースある。市が案内板を設けたり、山道にはウッドチップを敷くなどし、歩きやすいように整備した。

10年にはガイドの任意団体「蔵王テラポイト」を立ち上げ、市の認定を受けた約40人のガイドが年間約360日、8コースのいずれかで健康ウオーキングの参加者を先導する。毎日少なくとも10人以上の参加者が来るといい、参加者の4割ほどが市外からやってくるという。市クアオルト推進室の高橋ちぐみ保健師は「早朝にコースを自主的に歩く人も多く、年々増えている印象」と話し、市民自ら健康を維持する意識が根付きつつあると感じている。

豊かな自然環境をいかした「クアオルトづくり」は各地で広がっている。同県天童市では上山市に倣い、「クアの道」と呼ばれるウオーキングコースを設けている。新潟県妙高市も今年4月には温泉プール付きの体育館をオープン。市民向けに高原地帯での高地ウオーキングやプールでの水中運動などを週1回開いている。参加者の年齢層は30代から80代までと幅広く、高血圧や肥満に悩む人も多いという。今後は県外の人を呼び込むため、長期滞在型のプログラムをつくる計画だ。

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◆2017.7.4 日本経済◆◆◆
ハイアットリージェンシー東京、期間限定プラン「バーガー&フィットネス」を提供

ハイアット リージェンシー 東京では、「カフェ」のハンバーガーにオードブルブッフェが付いた特製ランチとホテル最上階にあるスパ&ウェルネス「ジュール」内のプールとフィットネスジムのご利用を組み合わせた期間限定プラン「バーガー&フィットネス」サービスを2017年7月3日(月)から9月29日(金)まで提供する。

気象庁によると今年の夏は全国的に厳しい暑さとなる見込み。暑い夏をアクティブに乗り切るためには活力が必要だ。その活力増強を目指し、ハンバーガーにオードブルブッフェが付いた特製ランチとホテル最上階にあるスパ&ウェルネス「ジュール」内のプールとフィットネスジムのご利用を組み合わせたプランを用意した。

「カフェ」で提供されるのは、国産牛100%のジューシーなパテを使用、バーガー用にソフトに仕上げた自家製バンズにオニオン、トマト、ピクルスとともにサンドしたベーシックなオリジナルハンバーガーと、サラダや玉子料理、スープ、コールドミート、シーフードマリネなどを好きなだけ楽しめるオードブルブッフェが付いた特製ランチ。ランチ後は、ホテル最上階にあるスパ&ウェルネス「ジュール」内の開放感のある室内プールでスイミングを楽しんだり、プールサイドでゆったりとくつろいだ時間を過ごすことができるほか、空調の効いたフィットネスジムでワークアウトも行える。水着やトレーニングウエアなどの貸し出しも可能(有料)で、女性同士でも気軽に利用することができる。

◆2017.7.7 日経MJ◆◆◆
カラオケ活用健康教室、第一興商、中野区と連携

カラオケ大手の第一興商は東京都中野区と連携し高齢者向けカラオケシステム「DKエルダーシステム」を活用した健康教室の運営を始めた。同社の社員を中野区の20カ所の高齢者向け施設などに派遣し、機器を操作しながら参加者の健康を促進する。今後は地域の住民に指導員の役割を担ってもらい、高齢者向けカラオケシステムの普及につなげたい考えだ。

中野区が公募した「音響機器を活用した介護予防事業」を受託した。2時間程度の教室を週1度開く。「短期集中予防サービス」と「一般高齢者向け介護予防体操」の2種類のコースを設け、来年3月にかけて合計で912回実施する予定。65歳以上の中野区民は無料で参加できる。DKエルダーシステムは通常のカラオケ機能のほか、歌詞を「パ」「タ」「カ」「ラ」など口を大きく動かす文字に置き換えて歌うプログラムや体操、映像コンテンツをそろえる。現在は介護施設など2万1000カ所以上に導入している。

◆2017.7.8 日本経済◆◆◆
パソナ、ドコモなどと健康経営支援、生活改善策も提案

パソナはNTTドコモなどと共同で「健康経営」の支援サービスを始める。契約する企業に従業員の健康診断結果や働き方などのデータを組み合わせた分析結果を提供し、従業員には生活習慣の改善プログラムも提供する。2020年までに100社からの受注をめざす。新サービスは「アットヘルスケア」で、NTTドコモ、アディダスジャパンなどと共同で実施。情報医療(東京・千代田)、タニタヘルスリンク(東京・豊島)、帝人、「ゴールドジム」を展開するTHINKフィットネス(東京・江東)、日本健康生活推進協会(東京・港)とも連携する。

健康診断や業務成果、センサーを通して取得する生活や働き方関連のデータを分析。経営の実態や課題を特定し、改善策を提案する。従業員には健康増進のカウンセリングを実施し、運動や睡眠、食習慣に関する改善プログラムを提供する。サービス価格は未定。

健康経営は従業員の生産性の向上や、組織の活性化といった効果が期待できる。調査会社のシード・プランニング(東京・文京)によると関連市場規模は年5%のペースで増加しており、2020年には1兆6720億円まで拡大するという。

◆2017.7.11 日本経済◆◆◆
ルネサンス利益横ばい、4~6月営業、入会者増も費用先行

フィットネス大手、ルネサンスの2017年4~6月期の連結営業利益は、前年同期並みの6億円前後になったもようだ。新規顧客を獲得するために店舗改装を前倒しで進めており、その分の費用が利益を押し下げた。売上高は3%増の110億円程度になったとみられる。4月に開業した「スポーツクラブ ルネサンス北千住」(東京・足立)などで入会者数が増えた。

4~6月期に11店舗を改装した。前年同期の6店より多い。改装や新規出店にかかった費用は3億円程度。改装効果で入会者は順調に伸びているが、4~6月期だけをみれば費用が先行した。7月31日に予定する4~6月期の決算発表では、2018年3月期通期の連結業績予想を変えない公算が大きい。売上高は前期比6%増の471億円、営業利益は同9%増の40億円となり、過去最高益を更新する見通しだ。

◆2017.7.11 日本経済◆◆◆
住民引き付ける「体験型健康教室」 人気の秘密は?-教材工夫、対話で指導も

鹿児島県南さつま市で試みられている体験型健康医学教室の活動が軌道に乗ってきた。多くの自治体は、住民の健康意識を高めようと努力しているが、なかなかうまくいかない。南さつま市では参加者の出席率が高く、意識の向上にもつながっている。どのような活動をしているのか、現場を見てきた。

水曜日の夕刻、市庁舎の会議室に60~70歳代の参加者約30人が続々と集まってきた。「今日は皆さんにストレス測定チップを渡します。舌の裏側にはさんで30秒間待ってください」。講師が一人ひとりに話しかけ数値を測っていく。「高い人も低い人もいますね。体は知らず知らずストレスを感じていますよ」次に体が感じるストレス、心が感じるストレスの解説をした後、強いストレスが続くとホルモンの分泌に影響が出る話題へと移っていった。「血圧を高めたり免疫の働きを弱めたりする恐れがあります。ストレスをリセットする方法を知っておくといいでしょう」 香りを使って気分を和らげる方法、運動や呼吸法など日常生活で実行できる例を実際にやりながら紹介して1時間半の講義が終わった。

週1回、計8回のこの教室は人気が高い。健康複合施設の管理会社、ツルーバランス(鹿児島市)が2015年から運営する。「分かりやすく面白い」と評判が口コミで伝わり、参加希望者を募ると定員はすぐに埋まる。出席率も90%以上だ。16年度の教室参加者では、メタボリック症候群が改善する結果が得られた。60歳代で14人、70歳代で15人いたメタボ基準該当者と予備軍は、それぞれ10人と13人に減った。同社の山下積徳代表取締役は「8回の教室参加で6カ月間の特定保健指導に近い効果があった」と分析する。

山下氏は循環器科が専門の医師で枕崎市立病院の院長も務めた。予防医学を地域に根付かせようと04年に「つみのり内科クリニック」(鹿児島市)を開業した。「10年ほど試行錯誤して、やっと歯車がかみ合うやり方ができあがった」と山下氏は振り返る。クリニックにフィットネスジムやレストランなどを併設し、当初は利用者も増えるに違いないと意気込んでいた。しかし続けられる参加者はなかなか増えず「食生活や運動と体の関係についてもっと気付いてもらう工夫が必要」と教え方を改めた。伝えたい項目を絞り込み、個人個人の健康に結びつけて理解してもらう方法を検討した。

山下氏の妻で元小学校教諭だった山下まゆりさんが協力した。空欄にキーワードを書き込む教材や毎日の食事や運動を記録する宿題帳を作り、対話しながら知識を覚える講義方法に改めた。人口3万5000人の南さつま市は、65歳以上の高齢者が占める割合が約37%と、全国平均より約30年先行している。生活習慣病の発症者増加は大きな問題だが、予防策を伝え続けてもらうよい方法がなかった。同市の瀬戸純子・健康指導係長は「参加者は医学の難しい話を納得し、食事の改善や運動の実践による効果を実感できるようになった」と話す。

個人が自立して健康の維持を目指し、行政や企業、医療機関が支援する。そんな健康モデル都市を鹿児島から築いていきたいと、山下氏は願っている。

◆2017.7.18 日本経済◆◆◆
東急スポーツオアシス、フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス相模原24Plus(仮称)」を出店

会員制総合フィットネスクラブの運営を行う株式会社東急スポーツオアシス)は、2018年春(予定)に神奈川県相模原市に延床面積約1,000坪の大型総合フィットネスクラブを出店する。

「東急スポーツオアシス相模原24Plus(仮称)」は相模原市役所北側に位置し、大型トレーニングジム、スタジオ、スイミングプール、スパ、フットサルコートなどを備えた総合フィットネスクラブ。ゆとりある施設での様々なトレーニングメニューに加え、本格的な演出のバイクエクササイズや運動が苦手な方も楽しめるホットヨガのほか、お子さま向けプログラムとしてスイミング、ダンス、フットサルなどのスクール、さらにシニア層向けに認知症予防プログラムなどを提供する予定。また、24Plusならではの深夜時間帯をご利用いただけるセルフ営業時間も用意している。

4.編集後記

ここ数年の夏は、夜、いかに快適に眠るか試行錯誤しています。クーラーの設定温度やタイマーの時間を調節したり、冷却枕や冷感シーツなどを駆使しますが、うまくいかずに夜中や明け方に暑くて目が覚めたり、起きたら足がだるかったり。先日、寝る前の入念なストレッチや足首を冷やさないようにすると、気持ちよく眠れるなどの話を聞いたので、とりあえず試してみようと考えています。夏が終わる前に、なんとか自分に合った快眠方法を見つけたいと思います。(本)

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